幼馴染みCと転校生S【青】【桃】

▽16 ページ18

青葉ころん視点＿＿＿









ゴールデンウィーク最終日の今日、僕はるぅとくんと遊んでいた

最初はショッピングモールで男2人でぶらぶらしてたが、飽きてきて僕の家でゲームすることに









「てか男2人でショッピングモールとか、なにするんだって話でしょ。はやく僕の家行ってゲームしよ〜」


「結局フードコートでたこ焼き食べて終わりましたからね笑」


「まあおいしかったからすべて良しってところもあるよね」


「なんですかそれww

…てあれ？前歩いてるのAちゃんとさとみくんじゃないですか？」









突然るぅとくんがそんなこと言う

よく前を見てみると、確かにAとさとみくんの姿が遠くの方に見える
しかも仲良さげに話していた






え、Aとさとみくんってそんなに仲良かったっけ…？









「…なんかいい感じじゃないですか？」


「…」









そのるぅとくんの言葉に少し焦りを覚えた









「…ころちゃん、話しかけなくていいんですか？」


「…いい」









つい、何も悪くないるぅとくんにそっけない態度をとってしまう



何でAとさとみくんが一緒にいるんだろ…
どこか2人で出掛けてたのかな…
もしかしてさとみくんってAのこと好きなんじゃ…え、取られちゃうの…？
どうしよ…



そんな僕に気づいたのか、るぅとくんが“ほんとに話しかけなくていいんですか？”と聞いてくる









「あーもう、何でるぅとくんがそんなこと気にするのさ。はやくゲームしよ」


「…そうですね、はやくころちゃんのことゲームでぼこぼこにしたいですからね」ﾆｺｯ


「こっわww」









気遣ってくれたのか、るぅとくんがいつも通りの会話に戻す

それから僕たちは家に行き、ゲームをして遊んだ

○17→←○◇15

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す