幼馴染みCと転校生S【青】【桃】

○26 ページ28

「ああぁぁやっと授業終わったああああ」


「ジェルくんうるさい」


「冷た」









そんな会話をしながら、莉犬くんとジェル先輩が入ってきた
後ろにはベースを担いでいるさとみくんもいた









「おぉ〜なんかみんな揃ったね〜w」


『なんか久しぶりですねw』


「こんなときは遊ぶしかないでしょ！」


「いいねころちゃん！トランプする？それとも人狼とか？？」


「まったく莉犬までころちゃんに乗っかって…」


「そんなこといってるるぅちゃんも遊びたいんやろ？？」


「ジェルくんうるさいです」


「るぅともジェル先輩に冷たいw」


「そんなんよ〜さとちゃん〜俺泣いちゃうっぴえんっ((」









そんな私たち軽音楽部のいつも通りの会話
ころんが遊びたいというので、部室でトランプでババ抜きをすることに









。.:*:・'°☆。.:*:・'°☆









「はあ！？るぅとくんずるしたでしょ今！」


「何言ってるんですか？そんなずるなんてしてませんよ」


「いや今絶対ジェルくんのカード見てたじゃん！」


「見てたよるぅちゃん、俺のカード覗いてた！」









一体あなたたちは何回喧嘩したら気がすむの…しかもジェル先輩まで…
まあ喧嘩するほど仲がいいっていうからね

るぅころジェルの3人以外の私たちは、呆れた顔でその様子をみていた

結局るぅとくんのズルはなかったことになり、ころんが最下位









「ああああぁぁぁぁ！！…つまらん」


「ころん…wそう落ち込むなって、wそーゆー日もあるよ…ww」









笑いをこらえながら声をかけるさとみくん









「何笑ってんだよ！てか落ち込んでないし！」









ほんと子供っぽい、昔からそうだ









「あ、そうだ
今度みんなで出掛けようよ！」









唐突にそう提案してきたのは莉犬くん









「え！いい提案！」









その提案に１番のっかったのはなーくん先輩
そしてみんなも“行きたい！”ということで今度の休日に遊びにいくことになった

○27→←○25

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す