15話 ページ19
〜赤ピクミンside〜
目が覚めると、空はまだ少し暗かった。
20個ほど、星がまだあった。
『おはよう』
今起きたばかりの君に言った。
まだ他の皆んなは寝ている。
静かに2人で日が昇るのを待つ。
何も話してないけど、
こんな風に並んで座れるのが、嬉しかった。
「ねぇ、」
起きてから初めて口を開いた
「ずっと………
いつも1人でいて、
仲間が恋しくて、
寂しかった。
気がした。
前に何があったのかは知らない
でも、同じような事を感じていた気が
するんだよね、」
知ってる、
知ってるよ
「おかしいよね
そんなことあるはず無いのに…」
まだ少し残った星を見ながら
君との思い出に耽ける
考えただけで、悲しくなる
*
ううん、もう考えるのはやめよう
頭を出した太陽を横目に、勢いよく飛び起きた。
『おはよーーっっっっ!!
ほら、皆んな起きてーっ、
朝だよーっっっっっっっっ!!!』
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みかん - 凄いっすね!! (3月28日 15時) (レス) @page23 id: f59bfd79ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:T-alph | 作成日時:2022年8月1日 10時