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お手洗いに席を立ち、事務所に戻る途中で、一枚の紙を見ながら電話をする久部くんを見つけた。


「久ー部くんっ、何してんの？」


久部「おお…っ、」


電話を終えた久部くんに声をかけた。
…そんなに驚かなくてもいーのに。


久部「い、いつからそこに？っていうか…、電話聞きました？」


「ん？ついさっき。電話は聞いてないけど…」


慌てる久部くんが怪しい…。


久部くんが持っていた紙を奪い、それを読んだ。


「…な、な、な、何これ！」


久部「あの、これ三澄さんには内緒で…」


中堂「何してんだ」


その記事を中堂さんに奪われた。








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作者名：まる | 作成日時：2018年3月9日 15時

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