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「…ごめん」
そう謝ると、いつものおだやかな笑顔の南雲に戻った。
木林「わかればよろしい」
頬に触れていた手で、頬をつままれた。
「…いひゃい」
木林「…ふっ、」
南雲が悪戯気に笑った。
「そういえばさ、南雲のお父さん、この前の花ちゃんのお葬式の時に会ったよ」
木林「…あー、そういえば、そんなこと言ってたな」
「相変わらず元気だよね」
木林「現役バリバリだからなあ」
「Aちゃんはいつうちの嫁に来るのかーって言われた」
思い出して笑う。
木林「…俺は、いつ来てもらっても良いけど？」
「……っ、ゴホっ、」
南雲が変なことを言うから、むせてしまった。
木林「ごめんごめん、はい水」
「変なこと言うから…、びっくりした！
ほんとすぐ冗談言うとこお父さんと似てるよね…」
木林(俺も親父も、冗談じゃないんだけどなー)
→
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作者名：まる | 作成日時：2018年3月5日 12時
