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今日の分の仕事を終え、吉沢くんを家まで送る車の中。


「ねえ、Aちゃん、この後、ご飯行こうよ」


「まだ仕事が残ってるから、事務所に戻らないといけないの。


また今度ね」


そっかあ、なんてつぶやく吉沢くん。


言葉にはしないけれど、ふてくれたその様子が可愛い。


「……じゃあ、Aちゃんの手料理食べたいなー」


「手のこったものは作れないわよ？」


「うん！それでもいい！」


無邪気に笑う吉沢くん。


…彼の笑顔が好きなんだと、心臓があたたかくなった。






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作者名：まる | 作成日時：2018年2月7日 22時

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