72 EACH ROAD -それぞれの道- ページ33
.玲於side
今日はゲームの最終日。
俺の目は勝手に
亜嵐くんとAちゃんを探し、
俺の足は勝手にそっちへ向かう。
___ 逃げろ。
そう叫びたいが、
口は動かない。
足だって止まらない __ 。
亜嵐くんが咄嗟に
気づいた顔をして、
Aちゃんに
速やかに注意を呼びかけていた。
するとAちゃんは、
慣れたように
塀に背中を付け、手を構えた。
何が起こるのが解らない
俺の頭は、混乱状態だった。
しかし、馬鹿みたいに
足は止まらない。
Aちゃんの手が、
俺に届くくらいに到達したとき
Aちゃんは、
___ 俺の仮面を取り上げた。
その瞬間、俺は身体に
力が入らなくなった。
亜嵐くんは笑顔で
Aちゃんの頭を撫で
向こうに向かっていた。
Aちゃんは俺に近づき、
___ 何かを言った。
しばらくすると、俺の身体は
どこかに転送されたようだった。
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香月 - 最高でした!涙が止まりませんでした!まるで、映画のようでした!実写化して欲しいですwww (2016年3月31日 4時) (レス) id: e396906918 (このIDを非表示/違反報告)
暖 - 続編楽しみにしてます!! (2015年3月11日 14時) (レス) id: 9c5e30a5d5 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 続編してください!! (2015年3月11日 9時) (レス) id: ba54500c05 (このIDを非表示/違反報告)
亜沙 - 続編楽しみにしてます!是非書いてください。 (2015年3月11日 8時) (レス) id: cbf5c6ab6b (このIDを非表示/違反報告)
ちはるん(プロフ) - 続編読みたいです! (2015年3月10日 23時) (レス) id: 74d5ee31c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴきりんた | 作成日時:2015年2月15日 22時