CUBE ◇ GAME : 2【GENERATIONS】

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.ｸｰﾌﾟside









秘書「 ｸｰﾌﾟ様、お時間です 」







秘書に告げられ、

ｱﾅｳﾝｽ室へ行く。







ｸｰﾌﾟ「 皆さん、ｷｭｰﾌﾞｹﾞｰﾑ10日目です。

　 では、ｹﾞｰﾑを開始します 」







そう言うと同時に、







残り3人となった

ﾌﾟﾚｰﾔｰたちは、雑談をやめ







四方八方へ散らばった。







同時に、ｽﾀｯﾌは

ｷｭｰﾊﾞｰに仮面を付ける。







秘書「 手ごわい3人ですね 」


ｸｰﾌﾟ「 ああ。早く

　 ｹﾞｰﾑｵｰﾊﾞｰにしたい 」


秘書「 しかし、遠隔操作は

　 残り3日になってからです 」


ｸｰﾌﾟ「 そんなこと解っている 」







遠隔操作とは、

司令室という部屋に行き







ｷｭｰﾊﾞｰを自由に操ることだ。







今はｷｭｰﾊﾞｰの仮面が、

自由気ままに歩き回っているが







遠隔操作になると、

街中の隠しｶﾒﾗを見ながら







ﾌﾟﾚｰﾔｰの動きを

見ながらでｹﾞｰﾑをする。







つまり、ﾌﾟﾚｰﾔｰの

居場所がすぐに解るのだ。







集中攻撃もできる、

最強の作戦。







しかし、過去に遠隔操作を

使ってｹﾞｰﾑを行ったのは2回のみ。







ﾌﾟﾚｰﾔｰのだいたいが

平均、7日目の時点で







全員ｹﾞｰﾑｵｰﾊﾞｰに

なってしまうのだ。







ｸｰﾌﾟ「 本当に手ごわい奴らだ。

　 ＿＿ 明日が楽しみだな 」







街の様子を見ながら言った。









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