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・広臣side
放課後、人気のないクラスに
新夏を呼び出した。
最近の俺は何かがおかしい。
ネジが取れたみたいに、ついさっきまでの自分の
言動の意図が分からない。
新夏「 臣お待たせ〜。どうしたの？ 」
広臣「 新夏ごめん。この前俺どうかしてた 」
日々自分が壊れていく気がする。
広臣「 俺この前、お前と付き合うって言ったろ。
本当にごめん。これっきりにしよう 」
新夏「 え？ 」
新夏には本当に悪いと思っている。
広臣「 俺は弱ってる時に、お前の優しさに
漬け込んだ最低の男だよ。ごめん 」
新夏「 何言ってるの、臣？
私はいいんだよ？どんな気持ちで
臣が私と付き合ってても気にしないから！ 」
広臣「 俺が嫌だよ 」
新夏「 どうして？ 」
広臣「 …それは…… 」
新夏「 Aちゃんがいるから？
自分に彼女がいたら、向こうが
もう寄ってきてくれないと思ってるから？ 」
広臣「 そんなに自惚れてないよ 」
新夏は俺を睨み続ける。
新夏「 嘘だ。まだAちゃんとの
可能性を心のどっかで信じてるんだ 」
胸の奥がズキンと痛む。
新夏「 そんな理由なら別れないよ、絶対 」
広臣「 新夏、お願いだから… 」
新夏「 絶対に嫌！私がAちゃんのことなんか
完全に忘れさせるから！ 」
吐き捨てるように言うと、
新夏はクラスを出て行った。
＿＿＿＿ Aちゃんを失って初めて気づいた。
＿＿＿＿ 俺は、Aちゃんを好きになってしまった。
俺は全身の力が抜けたように、
その場に座り込んだ。
・
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梨奈 - ぴきりんたさんの小説初めて読ませていただきました!!本当に面白くて、読んでいて楽しいです(*^^*)更新頑張ってください！ (2015年12月20日 11時) (
レス) id: 5ed8611581 (このIDを非表示/違反報告)
3JSB-LOVE - ぴきりんたさんの小説は面白すぎてやばいです！更新頑張ってください！ (2015年8月13日 11時) (レス) id: 1a49b9e225 (このIDを非表示/違反報告)
EXILE一族LOVE - 凄い続きが気になります！ 更新頑張ってください！ (2015年8月11日 12時) (携帯から) (レス) id: 95448f39b5 (このIDを非表示/違反報告)
雪だるま - おもしろいです！頑張ってください^^ (2015年8月9日 13時) (レス) id: 0c8ca365f6 (このIDを非表示/違反報告)
登坂ゆーな - 久しぶりの更新！楽しみでした！これからも、たーくさん更新してください！！ (2015年8月8日 11時) (レス) id: 2852b9ee28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴきりんた | 作成日時：2015年6月6日 15時
