100 LOVE【臣隆】

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・Aside









　今日も委員会。







　ということで、ひとり

　図書室でぼーっとしていた。







　すると、見覚えのある顔が

　座っているあたしに近づいた。







　A「 新夏先輩、こんにちは 」







　新夏「 Aちゃん 」







　A「 は、はい 」







　新夏「 ＿＿＿ 私、臣とまた

　 付き合うことになったから 」







　A「 ＿＿＿ えっ 」







　…… え？







　新夏「 あ、でも隆二と付き合ってるし

　 関係ないよね？ 」







　薄気味悪い笑顔を浮かべながら、

　新夏先輩はそう言った。







　A「 そう、なんですか 」


　新夏「 一応報告しとこうと思って 」







　A「 … よかったですね！ 」







　うまく笑顔作れてるかな。







　新夏「 ありがとう、じゃあ 」







　そのまま新夏先輩は

　図書室から静かに出て行った。







　全身の力が抜けて、

　あたしはそのまま机にうつ伏せた。







　なんだか、よく解らない

　感情に染まっていく。







　あたしはあんなに告白しても

　ダメだったけど、


　新夏先輩はよかったんだ。







　あたしフリ続けた理由も、

　新夏先輩が好きだったからかな。







　でも、あたしにはもう関係ないはず。







　そうだ。







　あたしの彼氏は、

　今市隆二なのだから。









・

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