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※嘔吐表現あります!苦手な方、Uターンおねがいします!


けいside

結局、どこかに食べに行く気力もなくて、近所のスーパーにお弁当を買いに行くことにした。

お弁当コーナーに行き、夢中で弁当を選ぶ。




気づいたときには、かごは食べ物でいっぱいで。



まあ、今日レッスンハードだったし。なんかむしゃくしゃするし。



今日くらい、すきなものぱーっと食べてもいいよね。




そう自分に言い訳をしながら、結局、
お弁当3つに、パスタ、でっかいホールケーキ、骨付きチキンを買ってしまった。







-----------家に帰ってからは、ただただ夢中になって、ひたすら食べ物を胃に入れ続けた。



おいしい、なんて考えられなかった。






どのくらい時間がたったのだろう。

はっ、と気づくと、食べ物は全部からになっていて。


こころなしか、気持ちがすっきりしたように感じていた。


その瞬間。



学校で聞いてしまった言葉が、頭のなかでぐるぐると呪文のように回り始めた。





『どっちかっていうと、でぶだよなww」
『調子乗りすぎ』








あぁ、僕は何てことをしてしまったのだろう。

デブなのに、こんなに食べてしまうなんて。




さっきのすっきりした気持ちがうそっだったかのように、どんどん不安な気持ちが込み上げてくる。





どうしよう、どうしよう、どうしよう、、、、、



ふと、思い出したのは、以前ダイエット情報を調べていた時に、見つけた方法。



、、、、、そう、吐くこと。





そうだ、全部はいちゃえばいいんだ。
消化してしまう前に。



ダダダダダダダダっ!!


「、、、、、うっ!おぇぇぇっ!、、、、、、
 


 っは、っは、っは、、、、、、、、、、、!」








、、、、これで太らなくて済む。


って、ちょっと安心したと同時に、


どうして、ぼくだけ、こんなにつらいこと言われなくちゃいけないんだろう?



僕、一生懸命頑張ってるつもりなんだけどな。



かっこよくもない、でぶな僕が、ダメなのかな、、、、、、、



って気持ちがまた、僕の心を支配して。
気づくと、トイレで一人、泣いていた。









僕なんか、僕なんか、、、

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作者名:ぴりか | 作成日時:2019年10月14日 2時

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