* ページ8
※嘔吐表現あります!苦手な方、Uターンおねがいします!
けいside
結局、どこかに食べに行く気力もなくて、近所のスーパーにお弁当を買いに行くことにした。
お弁当コーナーに行き、夢中で弁当を選ぶ。
気づいたときには、かごは食べ物でいっぱいで。
まあ、今日レッスンハードだったし。なんかむしゃくしゃするし。
今日くらい、すきなものぱーっと食べてもいいよね。
そう自分に言い訳をしながら、結局、
お弁当3つに、パスタ、でっかいホールケーキ、骨付きチキンを買ってしまった。
-----------家に帰ってからは、ただただ夢中になって、ひたすら食べ物を胃に入れ続けた。
おいしい、なんて考えられなかった。
どのくらい時間がたったのだろう。
はっ、と気づくと、食べ物は全部からになっていて。
こころなしか、気持ちがすっきりしたように感じていた。
その瞬間。
学校で聞いてしまった言葉が、頭のなかでぐるぐると呪文のように回り始めた。
『どっちかっていうと、でぶだよなww」
『調子乗りすぎ』
あぁ、僕は何てことをしてしまったのだろう。
デブなのに、こんなに食べてしまうなんて。
さっきのすっきりした気持ちがうそっだったかのように、どんどん不安な気持ちが込み上げてくる。
どうしよう、どうしよう、どうしよう、、、、、
ふと、思い出したのは、以前ダイエット情報を調べていた時に、見つけた方法。
、、、、、そう、吐くこと。
そうだ、全部はいちゃえばいいんだ。
消化してしまう前に。
ダダダダダダダダっ!!
「、、、、、うっ!おぇぇぇっ!、、、、、、
っは、っは、っは、、、、、、、、、、、!」
、、、、これで太らなくて済む。
って、ちょっと安心したと同時に、
どうして、ぼくだけ、こんなにつらいこと言われなくちゃいけないんだろう?
僕、一生懸命頑張ってるつもりなんだけどな。
かっこよくもない、でぶな僕が、ダメなのかな、、、、、、、
って気持ちがまた、僕の心を支配して。
気づくと、トイレで一人、泣いていた。
僕なんか、僕なんか、、、
131人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぴりか | 作成日時:2019年10月14日 2時