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自分用のコーヒーを手に持ちユーリの隣に腰掛ける。
向かいのソファで美味しそうにクッキーを頬張るアルゴに目を光らせた。
『………で、今回はなんの依頼なの』
キミが用も無しにあんな白々しい登場するわけないもんね。
私の指摘に、アルゴは次なるクッキーに伸ばしかけた手を止めてから にんまりと口角をあげ
「さっすが
と太鼓判をおしてくる始末。
「実はちょーっと厄介なことがあってサ」
姐さんに手伝ってもらいたいなート。
手を合わせ頭を下げる姿に、相当困っていることが分かる。
私は腕を組み返答に悩んだ。
『それ、私じゃないと駄目なやつ？』
「うン」
珍しく素直にかえってくる返答に、私はまた考える。
『報酬は？』
「姐さんが今1番知りたい情報を提供するヨ」
魅力的な条件に心が揺らぐ。
それでも、YESの言葉を迷っていた。
二つ返事で了承しない理由。
それは、彼女の持ち込んでくる依頼は大抵が怪我をする厄介事であること。
なので、危ない任務に隣の少年を同行なんてさせられない。
かといって1人にしておくのも心配だ。
私はどうしようか考えながら、隣で必死にミルクを冷まそうと息を吹きかけるユーリの姿を眺めていた。
────ピンポーン
『………………あ』
呼び鈴の音に、私はひらめき扉へと目を向けた。
『……………というわけで、ユーリをお願いね』
「……」
ちょうど訪れてくれた黒の剣士様にユーリを託すことに。
少し不服そうなキリトに帰ったらアップルパイをご馳走すると伝えると渋々だが了承してくれた。
そうと決まれば着替えなきゃっと……
「いやーすまないネ、キー坊！」
「全然すまなそうに見えないんだけど」
「この埋め合わせは後日するから今回はオイラに姐さんを貸しておくれヨ！」
「……しかたねぇなー」
『いやいや、本人そっちのけで好き放題言わないでくれるかな』
目を離しているうちに何やら好き放題言い合っている2人に慣れないツッコミをいれていると、袖を小さく引かれた。
視線を下げると
「気をつけて」
『うん。なるべく早く帰るからそれまでキリトくんと一緒にいてね』
素直に頷くユーリの頭を撫で、ひと時の癒しを充電するのだった。
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玉ねぎ - 続き楽しみにしてます！((o(´∀｀)o))ﾜｸﾜｸ (2月12日 21時) (
レス) id: 6df66340ec (このIDを非表示/違反報告)
diamond(プロフ) - オリ フラ付いてますよ！ (11月29日 10時) (レス) id: 80248ba412 (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - うんピーさん» 教えて下さりありがとうございます！すぐに訂正致します！ (2022年12月22日 23時) (レス) id: 64ca5697bb (このIDを非表示/違反報告)
うんピー(プロフ) - 誤植失礼します。米神は地名、体の方は顳顬←コッチですね。(ルビ振りもされてるんで、そう言う表現でしたらすいません……m(__)m) (2022年12月22日 22時) (レス) @page36 id: e3d3ec66ff (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - momさん» お褒め頂きありがとうございます！とても嬉しいです！少しづつの更新になりますが、お付き合い頂けると幸いです。 (2022年11月11日 17時) (レス) id: 64ca5697bb (このIDを非表示/違反報告)
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