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チョッパーside
「なんなんだよアイツは もう！」
オレはキッチンで包丁を片付けながらあの子どものことを考えていた。
うちはイタチ
そう名乗った黒髪の少年は中にも外にも大きな損傷を負っていた。
何とか一命を取りとめたけど油断はできない。
特に内蔵。オレでも治しきれなかった。
あんなに小さいのに何があったんだよ。
己の罪だ、治す必要は無い、とか言ってたけどオレには関係ない。
患者がいたら治す。これは譲れねー。
そう言ったらアイツ 目を見開いて驚いてた。
あれが初めて見せた表情だったなー。
ドクトリーヌは長期戦になるって言ってたけどオレは諦めない。
絶対 コイツを……イタチを完治させてみせる！
チョッパーside 終
ー＋ー
あれから１ヶ月が過ぎた。
＊
続く
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