かし考察小説 (ページ4)

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ハイドアンド・シークページ4

「〇〇くんはよくできた子ね〜」
えへへ、なんて愛想笑いをしておく。
手首の線をそっと隠しながら。

ぼくは、昔から優等生だった。いや、媚びへつらうのが得意だった。
そんな僕は沢山の人のから希望と期待を押し付けられ、生きるのも精一杯だった。
鏡に映る愛想笑い。上手くなったな。
期待されたって、僕だってただの人間だ。
僕にはその期待に答えられる気力も、否定する勇気もなかった。

僕は、

押し潰されてしまった。

いつしか僕は、僕じゃなくなった。

誰も彼も思ってないことばっかり言って。
何も見えない、聞こえない。

そんなときだった。君に会ったのは。
君ってとっても素敵だね
"これ"は僕なんかじゃない。
「もっと他にいい人が居るよ。」
ああ、これは優しさなんかじゃない。

鬼さンコチラ手ノナルホウヘ

君を追い払う。

無理しなくていいんだよ

別れ際の君の言葉が忘れられない。

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ…
電話だ。君であって欲しいと思う僕はやっぱり卑劣だ。
電話の相手は、君のご両親だった。
…
…ｻﾞｻﾞ…
………
さては電波届いてないな？
…………で………が……

それで…
…が…昨日…行方不明…
…探し…もし見つけたら……
…
…
…ﾌﾞﾁｯ
電話が切れた。
ほとんど聞き取れなかった。
耳に入ってこなかった。
信じられなかった。
信じたくなかった
ま…さか…ね

バイクの準備をする。
君を探しに行かないと。
君に、
伝えないと。

着いた。君と初めてあった公園。

君はどこ？

もういいかい。

もういいかい

…
もういいよ

君の声がした気がした

やっと
やっと

みーつけた。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
ｶｰｸﾚﾝﾎﾞｼﾏｼｮｱｯﾌﾟｯﾌ(なんか違くね？？)
いや曲知らんかったんやぁ
許してぇ…！