天然ぽんこつ実況者。 (ページ12)

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健康鯖忘年会ページ12

*

『ホントに行かなきゃダメかなぁ、、、？』

前を歩くシャークんの服をつかみながら呟く。

「もう行くって言ったんだし、ドタキャンはまずいだろ」

『う゛ぅー、、、』

健康鯖の忘年会。

行くか行かないか、とても迷ったがワイテルズはみんな行くし。
らっでぃやなかむに押し切られるカタチで、参加が決定してしまった。

強引なんだよ、アイツら。

シャークんと一緒に会場まで向かっているけど、一歩進むごとにどんどん帰りたくなってくる。無情だ。

「全員と初対面なわけでは無いし、そんな緊張しないでも良くね？」

半笑いで言うな。てか、わかってるよ。
でも口に出してないともっと不安なの！

そう言おうと思った瞬間、前を歩いていたシャークんが急に立ち止まった。

『うばっ！』

どうしたんだろう、と思って見上げると前方を見るように促された。

『しにがみさんと、、、？』

「ぺいんとさん、、、かな」

しにがみさんはたぶん間違いないけど、
シャークんも、隣の人がぺいんとさんかどうかは自信がないらしい。

「ぺいんとさん、、、っすよね？」

「、、、あぁ、シャークん！？」

とりあえず話しかけてみよう、ということで声を掛けたら聞き覚えのある声。

うん、ぺいんとさんだ。