モテ男とモテ子【五条悟】 ページ29
「先生、遅いな」
今日は五条先生とデート。
恋人らしいことがしたいと言って、わざわざ駅前で待ち合わせることになったのはいいけど…もう待ち合わせ時間過ぎてるんですけど。
「…」
何かあったとか？
いやいや、先生に限ってそれはない。
急な出張とか？
いやいや、それなら電話してくるし。
五「Aーお待たせー」
「先生、遅いんだけど」
五「ごめんごめん。行くとこ行くとこ邪魔が入って」
「邪魔って？」
女「お兄さん、めっちゃ男前ですよね」
女「さっきも見てたんです！私も握手してください」
女「私も！写真撮りましょうよ」
あー…そういうことですか。
どこ行っても女が群がると言いたいのね。
五「ごめんね。僕、これからデートなんだ」
女「「「えー」」」
えーじゃねぇよ。
ここに彼女いんだろ、見えねぇのか。
五「てことで、またね。行こ、A」
「…はい」
女「あんな普通な女の何がいいのかしら？」
女「全然釣り合わないわよ」
釣り合わなくて悪かったな。
お前らよりは美人だわ。
だめだ、野薔薇ちゃん並みに口悪い。
五「ちょっと」
「え？」
先生は私の肩を抱いて、女の元に歩いていく。
なに？
五「あのさぁ、どう見てもお似合いでしょ」
女「そ、そうかなー？」
五「釣り合わないとか思ってる奴いたらさー…」
なんて言って、サングラスを取って女たちを睨みつける。
先生の睨みはかなり怖い。目力がね。
女たちはごめんなさいと一言謝り立ち去って行った。
五「よし、行こ」
「先生」
五「二人んときは、悟って呼びなさいって」
「悟」
五「なーに？」
「ほんとに私でいいのよね？」
五「は？」
「いや、先生なら選びたい放題なのに、なんで私かなーって柄にもなく今ふと考えちゃって」
五「そんな考え捨てて。僕はA"で"いいじゃなくて、A"が"いいって思って付き合ってるからね」
「はい」
五「よし、じゃあキスしてからデート行こ」
「いやいや、人前なので」
五「人前でやるからいいんじゃん。見せびらかして邪魔なやつ追っ払う」
「先生、モテますからね」
五「僕だけじゃないからね。Aも何回か声かけられたでしょ、僕待ってる時」
「なんでそれ知ってるんですか」
五「見てたから」
「は？」
五「僕のこと待つ姿が可愛すぎて悶えてたの、そこで」
「…そうですか」
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浅井(プロフ) - 刻卯さん» リクエストありがとうございます！只今全力で作成中です！しばしお待ちを！ (2021年3月11日 3時) (
レス) id: bf0e9c47ed (このIDを非表示/違反報告)
浅井(プロフ) - yuunaさん» リクエストありがとうございます！全力で作成させていただきます！ご期待に添えるよう頑張ります！ (2021年3月11日 3時) (レス) id: bf0e9c47ed (このIDを非表示/違反報告)
刻卯(プロフ) - はじめまして！リクエスト失礼致します！五条先生で両片想いをお願いします！ (2021年3月10日 22時) (レス) id: 1c6cfaebb6 (このIDを非表示/違反報告)
yuuna(プロフ) - リクエスト失礼します！五条悟で夢主がメンヘラな五条の事怠いな〜と思って冷たくしてたら五条が泣き騒ぐ話を見たいです (2021年3月10日 18時) (レス) id: a73b6209c2 (このIDを非表示/違反報告)
浅井(プロフ) - ３８１さん» めっちゃ嬉しいラブレターありがとうございます！めっちゃ励みになります。浅井頑張りまくっちゃいます！381様もお身体に気をつけながら読んでください！ (2021年3月1日 20時) (レス) id: bf0e9c47ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：浅井 | 作成日時：2021年2月25日 11時
