神「今度会った時は子作りしようネ！女隊士さん？」貴「もしもしポリスメン？？あ、私が警察だった。くっそ！」 ページ49
貴方side
だんだんと晋助達が遠くなって行く。
私達の決別を表しているかのように。
止められると思った。私なら。晋助が変わっていないと信じていたかった。
どうしてこうなってしまったのだろう。
始まりの場所は同じなのに。
湧き上がってくる切ない気持ちを押さえつけ、
こちらを見下ろしている晋助に叫ぶ。
貴「ッ…高杉晋助ェェ！！次会った時は仲間もクソも関係ない！！新選組副長補佐として、全力でテメェをぶった斬る！！覚悟して待ってろ！！」
そう叫ぶことしか私には出来なかった。
銀「……すまねぇ。エレベーターの電源を切られて、すぐにこれなかった。高杉達になんかされなかったか？」
貴「大丈夫だっ…………あっ………」
大丈夫だったよ。そう答えようとしたのに、
神威に押し倒された時や、晋助にキスマークをつけられた時のことを思い出してしまい、一気に顔が赤くなる。
銀「えっ？なにその反応？？………!！」
銀時の視線が私の首筋に移る。
着物がはだけて赤い印がそこにはばっちり写っていて、私は慌てて乱れを治す。
貴「ぎ、銀時これはッ…！」
銀「……誰につけられた。」
銀時の表情が歪み、声がいつもよりワントーン低くなる。
銀「答えねぇなら、俺が消毒してやらァ。」
ドンッ！！
銀時に両手を掴まれ、乱暴に壁に押し付けられる。
貴「ぎ、銀時っ！？……ひぅ！…んッ！！」
銀時が私の耳を甘噛みし、耳から首筋まで唇を這わせる。そして晋助が付けたキスマークの上に上書きをするかのように新しく赤い花をつけた。
銀「A……………………」
銀時の熱をもった瞳と声に捉えられ、私は動くことが出来ない。
何これどういう状況？と胸の中で思うと同時に、心臓がバクバクと暴れだす。
だが私は気づいてしまう。
銀時の背後に殺気を爆発させている男二人の影があることに。
銀「俺はAのことが………s」
沖土「テメェは何してんだこの腐れ天パァアァア！！！！」
ドガッシャアアアアン！！！
沖田と副長が振りかざした刃によって銀時は窓の外に吹っ飛んだ。
銀「ぎぃああああああああ！！！」
ここは高層ビルだ。絶叫する銀時の声が聞こえる。
銀時…安らかに眠れ……。
まあ、後に銀時はゴミ捨て場で気を失っているのを発見されることになるのだが。
これで一件落着と思っていた。
しかしこの騒動はまだ始まりにすぎない。
次の騒動が静かに幕を開けようとしていた。
その騒動で、私は過去と自分自身に向き合うことになるーーーーー。
作「今さらながら、神威と神楽の表記が同じことに気づいた。どーしよ？」貴「フッ。バーカ！皆さんすみませんが、場面や言葉使いなどで神楽と神威を見分けて下さい。責任はすべてこの駄作者に。」作「夢主ちゃんってさー、私には厳しいよね。」→←銀「親方ぁあ！！空から人間が！！」貴「なにぃいい！？...........あ、GWが終わって、学校に行くのが嫌すぎて死んでる作者だ。....放っておこう。」作「扱いがひどいぃい！！」
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紺花(プロフ) - なるほど！確かにそうした方が良いですね！ご意見ありがとうございます。 (2019年5月19日 20時) (
レス) id: cae5bd0cc0 (このIDを非表示/違反報告)
零 - 続編きたぁぁ!!めっちゃ気になります。頑張ってください!!あと、神威と神楽の件ですが、神楽はそのまま、神威は「威」と表記するのはどうでしょう？長文失礼しました(^-^; (2019年5月19日 18時) (レス) id: b9ca4b6036 (このIDを非表示/違反報告)
零 - 更新頑張って!!応援してます♪ (2019年5月3日 16時) (レス) id: b9ca4b6036 (このIDを非表示/違反報告)
零 - もちろんです!!応援してます♪ (2019年4月29日 18時) (レス) id: b9ca4b6036 (このIDを非表示/違反報告)
紺花 - めっちゃ恥ずかしいです。どうぞこれからもよろしくお願いします。 (2019年4月29日 17時) (レス) id: d4133f4673 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紺花 | 作成日時：2018年11月5日 21時
