番外編 お花見7! ページ8
貴方side&NO side
あーなんだろ、頭の中がふわふわする。
気持ちぃいいーー!
あーそうだ。弁当にはわさびを入れなきゃあー。
隊「ね、姐さん??な、なんで弁当にわさびを大量にいれてるんですか?」
隊士が顔を引きつらせて聞いてくるが、私は無視してわさびを入れつづける。
銀「あっ!コイツが本当はわさびが大好物で、酒酔うと、めちゃくちゃわさびつけてくんの、忘れてたああ!!」
銀時の叫び声に皆が真っ青になる。
土「それを早く言ェエエエエ!?!!各自自分の弁当を守れェエエ!!!!」
副長が慌てて叫ぶが、もう女は止まらない。
貴「わ〜さ〜び〜をくぇえええ!!!」
わさびチューブを大量に手にもちながら、女は走り出す。
隊「ぎゃああああ!?!!逃げろぉおお!!」
山「うわあああ!?姐さんこっちきたああああ!!バルス!!!!!!」
貴「秘技!!バルスわさび返し!!!!!」
山「うぎああああ俺の弁当ぉおお!!!」
貴「40秒で食べな!!!!」
山「食えるかあああ!?!!?」
新「てか、ラ○ュタネタ好きだな」
山崎の弁当がわさびだらけになり、山崎以外の全員が逃亡しようとしていると、大きな風が、私達のそばを駆け抜ける。
大きな大きな桜吹雪が舞った。
女は目を見開いた。
桜吹雪の中で見えた気がしたからだ。
師のそばへと駆け寄る少女の姿を。
貴『松陽先生ー!!皆でお花見行こ〜!』
松『それは良いですね。行きましょうか。』
隊「姐さん?どうかしましたか?」
急に動きを止めた私を不思議に思って問いかける隊士の声で、私ははっと、我に帰る。
女の様子を気にして皆が声を掛ける。
全「A?/姐さん?」
心配そうに自分を見つめる仲間の姿。
…………こんなにお花見が楽しいのは、あの時以来だ。
貴「なんでもない!!」
女は満開の笑みで、笑っていた。
そしてその後、わさびに悶える皆の絶叫が辺りに響き渡ったとか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こうして、冒頭に戻る。
私の酔いは覚めて、副長と銀時を探しにきたのだ。
だが、自販機につっこんでいる銀時と副長をどうやって持って帰ればいいのか分からない。
私だって大の男を持って行けるほどの力があるわけではないのだ。
もう放って帰ろうかなー。そう思いつつ、声をかける。
貴「おーい起きろー!」
銀「ムニャ……俺がAを護る…。」
土「Aは渡さない………。」
二人の思わぬ言葉に頬が緩むのを自覚しつつ、女は羽織を二人にかけて立ち去った。
数時間後ー
銀「あれ?ここどこ?」
間抜けな銀時の声があがった。
騒がしい日常→←番外編 お花見6 貴「さすが原作、会話量が多い!」作「こんなに長くなるはずじゃなかったのにぃいい!!」
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紺花(プロフ) - 土方彩香さん» 全然大丈夫ですよ!誤字可愛らしいです。本当ですか!?シリアス自信がなかったので嬉しいです!!ありがとうございます!これからもこの作品をよろしくお願いします! (2019年10月21日 19時) (レス) id: 3ee85d0920 (このIDを非表示/違反報告)
土方彩香 - すみません、「とかとか」になっちゃったのは誤字です…。 (2019年10月20日 23時) (レス) id: a12d762946 (このIDを非表示/違反報告)
土方彩香 - お久しぶりです!…いや、あの、ひとつだけ言わせて下さい…。紺花さんの書くシリアス最高です!!!いや、ギャグもいいんですけど、元々暗い話とか重い過去とかトラウマとか戦とかとか大好きなんで、今のシリアスむっちゃ私好みです! (2019年10月20日 23時) (レス) id: a12d762946 (このIDを非表示/違反報告)
紺花(プロフ) - やっぱりテスト、ありますよね……。うぅ、テスト嫌だァア!!でも、コメントをくださったおかげで元気がでました!頑張ります!お互い頑張りましょう!!コメントありがとうございます!! (2019年10月3日 7時) (レス) id: 2272969ba0 (このIDを非表示/違反報告)
土方彩香 - お久しぶりです!私も明日からテストです…。嫌だよ〜…。なので、頑張って下さい!と言うか、お互い頑張りましょう!! (2019年10月2日 20時) (レス) id: a12d762946 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紺花 | 作成日時:2019年5月22日 20時