【名探偵コナン】「品物は頂いて行きます。」「じゃーねっ、警部！」怪盗キッドの相棒になった女子高生と、「悪く思わないでね？」黒の組織の幹部になった女子高生のお話。

究極のS。☆チョコ♪☆ ページ31

結月side

その後、散々弄られました。

結月「さっきの仕返しで、お姫様抱っこの写真送っておいたよ。」

麗香「え”。」

麗香の前で散々ドヤ顔をしてみせる。

白馬「究極のSですか。」

そうだよ！

麗香「じゃあ、あの事言っちゃおうかなぁ〜。」

あの事？

快斗「げっ…」

麗香「結月の付き合ってる人、知りたい人挙手！」

はーい、と手を挙げるクラスの人。

…こいつ、やりやがった。

モブ男1「俺たちをフったのはそのせいか…」

いや、違うし。

タイプじゃないし。

モブ男2「誰だ⁉」

麗香「それは…」

ポン、と頭に手が乗っかる。

快斗「俺だよ。悪かったな。」

ええっ、とざわざわしだす教室。

紅子「え”。」

モブ子1「うそおっ！」

モブ子2「快斗君、紅子ちゃんをフったんじゃなかったの⁉」

快斗「ああ、そうだよ。いーじゃねーか、別に。誰と付き合っても。」

彩「えっ、結月いつの間に…」

結月「うーん、1週間前くらい？」

転校して来てからすぐだし。

快斗「ちゃんと覚えてろよ…っていう事だから、結月には手を出すなよ？」

結月「えっ、ちょっ、何言って…」

私の声は快斗のある行動でかき消された。

キャアア、と上がる歓声。

…って。

結月「何してくれてんの⁉」

快斗「見せ付けてやったんだよ。こいつは俺のものだってな！」

ニヤッと笑いながら言った快斗。

絶対、こいつの方がSだな。

麗香「良かったぁ、カメラまわしといて。」

やばい。話題を変えないと。

結月「あ、そういえば彩は沖矢さんとどうなの？」

彩「えっ…」
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