春:理解者と乗り越えよう ページ6
咲凛「あの日私は決めたの、友達を助けられなかった私にサッカーをする資格はない。だから2度、グラウンドに立たないって・・・そう戒めた。」
咲凛の目はとても悲しそうだった。
剣城「夢香達はそのことを知らないのか？。」
咲凛「知らない、確かに夢香達も同じチームに入ってた。でも、光輝が虐められてたことは知らない。ほとんどのチームメイトはバレないようにしてたから・・・。」
剣城「シャドウ、お前は知ってたのか？。」
シャドウはあぁと答えた。
シャドウ「こう見えて我は裏事情に詳しくてな、嫌でも知ってしまうんだ。」
ため息を吐きながらシャドウは言う。
剣城「咲凛、お前・・・辛かっただろ。」
剣城は咲凛を優しく抱き寄せた。
剣城「お前がなぜチームとサッカーするのが苦手なのか、その理由は分かった。だけど、いつまでも逃げてたらキリがねぇ。」
咲凛「何を言って・・・。」
咲凛は呆然として言う。
剣城「お前はこのまま、目の前のことから逃げ続けるのか？。俺がそんなことさせねぇ、お前が自由にサッカーできるように・・・俺がそんな戒めを壊す。」
剣城は優しく咲凛を抱きしめながら言う。
咲凛「でも私、何もできない・・・！！。夢香達みたいに強くなんて・・・なれない！！。」
剣城「そんなことねぇよ、お前は十分強い。俺がお前を導く、俺達がお前を再びサッカーへと。」
咲凛「京介・・・！！。」
咲凛の目には涙が溜まっていた、そして頬に一筋流れる。
剣城「泣きたかったら思いっきり泣け、俺が全部受け止める。」
剣城は咲凛を強く抱きしめた、そして咲凛は今まで泣けなかった分を吐き出すようにして泣いた。
剣城「(咲凛、俺がお前のサッカーを取り戻すからな・・・！！。)」
心の中でそう思った剣城は、咲凛の髪にそっとキスした。
シャドウ「(頼んだぞ、剣城。咲凛の一番の理解者になり、乗り越えれるようにしてくれ。)」
シャドウは空を見上げながら思ったのだった。
春:最悪な再会→←星：最終過去編、自分から死と助けられなかった。
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春空 - 星猫さん» シアラに危険が・・・！？、次の更新任せて！！。 (2021年1月24日 23時) (
レス) id: 6a918ace52 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 春空さん» 出来ました！どうですか？次の更新お願いします。 (2021年1月24日 23時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 春空さん» 悪い事したのに一目惚れｗｗ更新しますね。 (2021年1月24日 23時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
春空 - 星猫さん» 更新完了！！。 (2021年1月24日 23時) (レス) id: 6a918ace52 (このIDを非表示/違反報告)
春空 - 星猫さん» 面白いwww、次の更新任せて！！。 (2021年1月24日 18時) (レス) id: 6a918ace52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春空さん＆星猫 | 作者ホームページ：http pika2
作成日時：2021年1月23日 0時
