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天邪鬼 ページ7

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渡辺さんがお風呂から出てきたら挨拶して帰ろうと思っていたのにいつのまにか眠ってしまったみたいで
起きると毛布がかけられていた


時刻は5時少し前
着替えに帰ろうと毛布を畳んでいると寝室からアラーム音

こんな早くに起きて仕事行くんだ…

しばらくすると寝ぼけ眼の渡辺さんが部屋から出てきて

わたしを見てわかりやすくびっくりしてる


「おはようございます」


「あー、おはようございます…」


「すみませんでした、勝手に寝てしまって」


「ん、ふっかさんが迎えに来るって言ったけど
もう寝てるしって断った…お前とふっかさんて…
ごめん、やっぱいいわ」


なんか聞きづらそうだから

「ふっかさんはわたしのこと妹だと思ってるの」


「真美と同い年なんだよな?」


「そうです」


「俺の妹も同じだわ、ついでに言うと涼太も」


「真美から聞いてます、お兄ぃ達はみんな妹に甘くて弱いって」


「くは、あいつら甘えるの上手だから」


「…いいな、、、」


「お前もふっかに甘えりゃいいじゃん」


「そんなのできないよ」


「なら彼氏とかに甘えればいいんじゃね?」


「渡辺さんは甘える彼女好きですか?」


「俺はやだ、俺が甘えるから」


「うふ、なんか渡辺さんぽくていいね」


「なんだよ、ぽいって」


「いや、褒めてるんですよ、素直な人だなって」


「お前は天邪鬼だな、辛いなら辛いって言わないと
伝わんねーぞ」

「…そうですね、お陰でちょっとスッキリしました
母ともキチンと話しておめでとうって言います」


「そっか、ま、ガンバレ」


「はい、じゃあ帰ります、ありがとうございました」

 家に帰ると直ぐに起きてきた母


「お母さん、心配かけてごめんね」


「あなたが嫌なら、再婚はやめるから」


「再婚をやめて欲しいんじゃなくて、、、
ほんとにびっくりしただけなの
でもさ、お母さんもそう言う人がいるなら言ってよ」

「重村さんね、あなたがお店持ちたいならバックアップするって言ってくれてるのよ」


「お母さん、それはやめて
わたしは自分でおばあちゃんのようにお店をいつか
自分の力で持ちたいの
わたしもいい大人なんだし、そろそろ一人暮らしも考えていたんだけど、お母さん一人になるから…
たけどもう心配しなくても大丈夫だね」


「A…」


「ね、だからお母さんは安心してお嫁に行っていいよ」

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ピカンチ★(プロフ) - ぱいなぽーさん» 初めまして!コメありがとうございます。今後の展開も何も考えずに始めてしまったんですよね💦なので書いてる私自身がどんな展開になるか正直分かって無いんです🤣そんなんですが、お付き合い下されば嬉しいです💙 (2月15日 6時) (レス) id: 0eab0f57ac (このIDを非表示/違反報告)
ぱいなぽー(プロフ) - 初めまして!!この作品見つけて面白すぎて一気読みしました!!続きが楽しみです!まだ出てない舘様はとの今後の絡みもあるのかな?とか想像して楽しくなってます!お身体大事にして更新頑張ってください! (2月15日 0時) (レス) id: 75cb12f5dc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おさと | 作成日時:2024年2月14日 6時

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