甘いラテ ページ48
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東京に戻ってきたらふっかが待っててびっくりした
今日のふっかは珍しく引かない雰囲気で逃げられそうもない
わたしの家に着いたらふっかも降りたから部屋に来るかと
聞いたらドライブしたいって…
ちゃんと話すにはちょうどいいのかな
荷物を部屋に置いて駐車場に向かった
ふっかは車の前で携帯をいじってる
ゲームかな…
「ごめん、お待たせ」ロック解除したら助手席に座るふっか
「そこ座るの？」
「ダメ？」
「ダメじゃないけど…わたし今日この格好だけど平気かな？…帽子なかったかな…」と後部座席をみると
「そのままがいい…そのまま行こう」と言った
いつもならこのままの姿なんてないけど、ちゃんと話そうと決めたから受け入れることにした
行き先を尋ねたらドライブがしたいっていう
行き先をなんとなくそっちに向けて発車させた
車内では剣持さんと渡辺さんが酔い潰れた話をまた繰り返す
「女の子がそんなに飲んじゃダメだよ」
「はいはい」
「ちゃんと聞いてよ」
「大丈夫だよ、何にも無かったし」
「なんか起きたらどうすんだよ」
「わたしと渡辺さんに何か起きる訳無いじゃない」
「そんなの言い切れないだろ」
ふっかは食い下がってきて、しつこいから咄嗟に
「だって、何にも無かったもん」
と口走ってしまった
「は？どいうこと？」
こうなると、もう誤魔化せなくて素直に渡辺さんの部屋で少し寝てしまったことを話した
ふっかはそれから黙って外をみてる
しばらく沈黙のまま車を走らせるとふっかの好きなコーヒースタンドを見つけたから静かに車を停車させると
こっちをみるふっか
「コーヒー買ってくる」って声をかけたら左右をみて
「オレが行ってくるから待ってて」さっさと車を降りた
しばらく待ってたら両手にコーヒーカップもって帰ってきたから
窓を開けてカップをひとつ受け取った
「それAの」
「ありがとう」
飲むとたっぷりミルクに甘さもキャラメルまで追加された
極甘なラテだった
「あっま…」眉間に皺よせると
「なべの部屋に泊まった罰だから、それ全部飲んで」って
にこにこ笑ってこっちをみた
「ほんとに何もなかったよ？」
不可抗力とはいえ誰に見られるか分からないのに
彼の部屋に入ったことは確かに軽率だったと反省しなきゃ
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ピカンチ★(プロフ) - ぱいなぽーさん» 初めまして！コメありがとうございます。今後の展開も何も考えずに始めてしまったんですよね💦なので書いてる私自身がどんな展開になるか正直分かって無いんです🤣そんなんですが、お付き合い下されば嬉しいです💙 (2月15日 6時) (
レス) id: 0eab0f57ac (このIDを非表示/違反報告)
ぱいなぽー(プロフ) - 初めまして！！この作品見つけて面白すぎて一気読みしました！！続きが楽しみです！まだ出てない舘様はとの今後の絡みもあるのかな？とか想像して楽しくなってます！お身体大事にして更新頑張ってください！ (2月15日 0時) (レス) id: 75cb12f5dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おさと
| 作成日時：2024年2月14日 6時
