検索窓
今日:157 hit、昨日:127 hit、合計:227,054 hit

意識消失 ページ44

.


.
「ふっかと、なんかあった?」


にやにやしながら聞いてくる渡辺さん


「なにもないです」


「ない事ないだろ」


「ないですって、しつこいな」


「顔全体でありましたって訴えてんだよバカ」


「バカって、ひどっ…はぁ…」


「どうした?話きいてやってもいいけど」


「遠慮しておきます」


「いや、そこは、お願いしますの流れだろ?」


「わたし、空気とか読めないほうなんで、すみません」


「くは、お前おもろいな」


「今日、撮影終わったら飯食いいこ、店探しといて」


「了解でーす」


マネージャーとわたしと渡辺さんの3人で訪れたのは
地元で人気のある海鮮居酒屋


「渡辺さん、もう少しあそこははっちゃけた方が盛り上がりましたよ」とダメ出しを受けてる


わたしは、新鮮な造りをあてに日本酒を冷やで


「南さんて、彼氏いるの?」


飲んでる酒を吹きそうになる


「は?剣持さん酔ってます?」


「あ、それ、俺も聞きたいわ、いるんですか?南さん?」


渡辺さんがまたにやにやする

面倒くさいから

「いますよ、います、付き合ってそうだな…7年ぐらいの人います」と適当にいう


「そりゃ、いるか、南さん可愛いもんね」


この人大丈夫か?色々アウトだろ


「あはは、ありがとうございます」とさらっと言っとく


「ふーん、付き合って七年の彼氏いるんだ…」


「な、んですか?渡辺さん…」


「それ、ふっか知ってんの?」


「なんでも知ってる訳じゃないんで
それより、渡辺さん、このお酒とお刺身物凄く美味しいですよ
一口いかがですか?」お猪口を持たせて強引に注ぐ


「俺、弱いんだよ」


「流石に一口じゃ酔わないでしょ」


恐る恐る口をつけて飲んでみると

「うわ、飲みやすい」


「この、お刺身も甘くて美味しいですよ」


「そんなに、旨い?」と剣持さんにも酌をすると飲みやすくて気に入ってみたい


いつのまにか徳利が空いてて渡辺さんはうつらうつら
剣持さんも完全に目が据わってる


タクシー呼んで三人でホテルへ帰った手前が剣持さんの部屋わたしの部屋そして渡辺さんの部屋

酔った剣持さんをまず部屋に放り込んでつきは渡辺さんの部屋に

部屋に入ったら座り込むから
ベッドまで連れていくともつれるように倒れ込んだ

酔いながら大の男ふたり運んでわたしのHPは一気に消費されてそのまま意識を手放した

寝起きドッキリ→←プラベ写真



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (338 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1133人がお気に入り
設定タグ:深澤辰哉 , SnowMan , 渡辺翔太
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ピカンチ★(プロフ) - ぱいなぽーさん» 初めまして!コメありがとうございます。今後の展開も何も考えずに始めてしまったんですよね💦なので書いてる私自身がどんな展開になるか正直分かって無いんです🤣そんなんですが、お付き合い下されば嬉しいです💙 (2月15日 6時) (レス) id: 0eab0f57ac (このIDを非表示/違反報告)
ぱいなぽー(プロフ) - 初めまして!!この作品見つけて面白すぎて一気読みしました!!続きが楽しみです!まだ出てない舘様はとの今後の絡みもあるのかな?とか想像して楽しくなってます!お身体大事にして更新頑張ってください! (2月15日 0時) (レス) id: 75cb12f5dc (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:おさと | 作成日時:2024年2月14日 6時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。