家出娘 ページ5
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いい加減無視できないくらい連投で送られるメッセージ
少し前、母から話があると呼び出された料亭
案内された部屋の襖を開けると母と見知らぬ男性
それだけで意味を理解した
母は相手のことを詳しく説明してくれたけど
わたしの頭は思考をストップしてしまった
お相手も様子を察したのか気を効かせたつもりか
先に失礼するよと帰ってしまった
その背中を追いかける母
なんとも言えない気持ちになってしまって
わたしも荷物を持って部屋を出た
店前で頭を下げる母の横をすり抜け駆け抜けた
後から母の声が聞こえたけど
どうしていいか分からなかった
とにかく今日は母と顔を合わせたくなくて
スマホ片手に漫喫を探しながら歩いてたら
人とぶつかってスマホを落としてしまった
「あ、ごめんなさい」
「…こちらこそ、すみません…スマホ大丈夫ですか？」
拾い上げたスマホを見たら無事で、顔を上げて
「無事です、すみま…せん」
「Aちゃん…じゃん」
「わたなべさん？」
「何してんの？歩きスマホ危ないぞ」
「すみません、ちょっと場所探していて」
「え？どこ行くの？」
「あ、この辺に満喫ありませんか？」
「え？満喫？漫画読みたいの？」
「えっと、、、」
「ん？なに？訳あり？」
歯切れの悪いわたしをみてそう言った
言い訳を考えてたらスマホが着信を知らせる
ふっかさんからだ
「…ふーん、出ないの？」
「…後で掛け直します…、それじゃ」と立ち去ろうと
したら腕を取られた
「ちょいまち」
「なんですか？」
「そんなカリカリすんなよ、、、後ついてきて」
「え？」
「漫喫行くんだろ」
案内してくれるんだ…とホッとして少し離れて着いていく
どんどん住宅地に向かってるしあれ？と思うと
高層マンションのエントランスに入って行ったから
流石に立ち止まると
「早く来て」と少し怒ったような渡辺さん
それでも躊躇していると
住人らしき人が向かってきたから
慌てて後ろをついてエントランスを潜った
どう考えてもここは漫画喫茶じゃないのは
鈍いわたしでもわかる
玄関を開けてくいっと顎で入れと圧をかけられなす術もなく従った
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ピカンチ★(プロフ) - ぱいなぽーさん» 初めまして！コメありがとうございます。今後の展開も何も考えずに始めてしまったんですよね💦なので書いてる私自身がどんな展開になるか正直分かって無いんです🤣そんなんですが、お付き合い下されば嬉しいです💙 (2月15日 6時) (
レス) id: 0eab0f57ac (このIDを非表示/違反報告)
ぱいなぽー(プロフ) - 初めまして！！この作品見つけて面白すぎて一気読みしました！！続きが楽しみです！まだ出てない舘様はとの今後の絡みもあるのかな？とか想像して楽しくなってます！お身体大事にして更新頑張ってください！ (2月15日 0時) (レス) id: 75cb12f5dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おさと
| 作成日時：2024年2月14日 6時
