妹会2 ページ30
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「最近、やたらあべちゃんとのこと聞かれるけどなんで？」
照「だって妙に親密じゃね？」
真美「Aって阿部くんタイプ好きだっけ？」
「ちょっと真美まで…本当に何にもないよ、この前二人で岡崎に遠出しただけ」
あの日、あべちゃんは学生の頃抱いていた淡い恋に終止符を打った
待ち合わせ場所にあらわれたあべちゃんはどこか吹っ切れたような顔をしていた
そんなあべちゃんの横顔にふっかの顔が重なった…
ふっかが大学二年か三年の頃思い詰めた顔をしていた時があった
その一週間後、週刊誌にふっかの恋愛記事が載った
扱いは小さなものだったし、世間の話題にもならなかった
週刊誌の隙間を埋めるような酷い内容の記事だった
詳しいことは真美からも聞いてないしもちろんふっかも言わないけど、あの週刊誌に載ったことで
良い方ではなく悪い方にふっかの芸能の道は転んだ
デビューも遠のき、恋人も、仕事も失った
多分ふっかのジュニア時代で1番辛い時期だったとおもう
あれからふっかは本気の恋愛を諦めた
あべちゃんもきっと同じなんだとおもった
いや、きっとこの仕事を選んだから諦めているものが
あるんだとおもう
それを思うと切なくて胸が苦しくなるんだ…
真美「なに？思い詰めた顔をして」
「え？あ、ううん、ちょっと考え事してた、ごめん」
真美「A、あべちゃんとなんかあったの？」
心配そうに聞くから
「ほんと、違うの
昔からわたし、お城とか武将が好きでね、ジュニアの頃もあべちゃんとお城見に出かけたことあって」
照「えっ？阿部とそんな接点あったの？」
「高校の頃勉強もみてもらったことあったよ」
深澤「俺聞いてないよ」
宮舘「俺知ってた」
渡辺「涼太言えよw」
「いやいや、なんでいちいちあんたらに報告すんのよ」
真美「そうだよ、数学欠点で卒業の危機だったなんていちいち言わないよね？」
「真美！バラすな！」
莉子「みんな似たようなもんだわ」
友梨菜「阿部くんがいるからなんとか常識通じるグループなんだからさ」
「スノーマンってほんとみんな個性発揮してるよね」
渡辺「今やっとスタート切ったとこだからな俺ら」
照「グループ初、いろんな初めて重ねていけば、きっと唯一無二の国民的グループになるって信じてるから」
深澤「そうだな、だからAも力貸して」
「もちろん」
帰りは照くんと何故かふっかがわたしを送ってくれた
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ピカンチ★(プロフ) - ぱいなぽーさん» 初めまして！コメありがとうございます。今後の展開も何も考えずに始めてしまったんですよね💦なので書いてる私自身がどんな展開になるか正直分かって無いんです🤣そんなんですが、お付き合い下されば嬉しいです💙 (2月15日 6時) (
レス) id: 0eab0f57ac (このIDを非表示/違反報告)
ぱいなぽー(プロフ) - 初めまして！！この作品見つけて面白すぎて一気読みしました！！続きが楽しみです！まだ出てない舘様はとの今後の絡みもあるのかな？とか想像して楽しくなってます！お身体大事にして更新頑張ってください！ (2月15日 0時) (レス) id: 75cb12f5dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おさと
| 作成日時：2024年2月14日 6時
