目黒くんのリサーチ ページ24
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あべちゃんとAちゃんの距離が前より近くなった気がしてた
ふっかさんがAちゃんの後にひっついて二人が親密になったことを聞き出そうとしてる
そんなふっかさんを挑発するように
わざとAちゃんにアピールしてしーとか言うあべちゃんはあざといというより策士だな
俺はあべちゃんの隣に座って
「C&Cのライブ行くんでしょ？」って聞いてみた
「なんで、知ってるの？」
「この前Aちゃんの車で曲流れてて、聞いた」
「あー、うん…めめもC＆C好きだったよね？」
「うん、だから俺もコンサート行くことにしたんだ」
「え？マジで言ってる？」
「うん、マジ」すげー、嫌そうだけど、これ以上二人が親密になるのは回避させたい俺としては当然邪魔する訳で
「でも、俺とAの席招待席じゃないよ？」
「うわ、やられたわあべちゃん…」
「あはは、めめ、詰めが甘いよ」って言ってたけど
結局当日ラウールがこの話を聞きつけて行きたいって言い出して、タイミング悪くAちゃんがそれ聞いちゃって
そんなに好きならどうぞって流れであべちゃんが用意したチケットはラウールの手に渡った
結局俺ら3人であべちゃんの車で向かったんだけど
珍しくぷりぷりしてたなあべちゃん
「南ちゃんとなんでお城デートしたの？」とラウール
「A昔から日本史が好きでさ、特に戦国時代が好きだったんだよ」
「だからって、お城いく？」
「まだ見習いの頃二人で松本城行ったことあって」
「城巡りって、なかなか渋い趣味だね」って俺が言えば
「ん、俺は城より寺院に興味あったから、そっち回ったりしたけど」
「えー、それデートって言わないよね？」とまたラウールが笑う
「まぁ、Aとは一緒にいても別のこともできるし
居心地いいんだよ…
たぶん、ふっかも、照もそうだと思うよ…
佐久間なんてAをアニメオタクに改造しようとしてたこともあるけど」
「えっ？そうなんだ」
「でも、Aにさ、オタクじゃなきゃ、さっくんとアニメ観れないの？って聞かれて、押し付けるもんじゃないよなって気づいたって昔話してたことあったわ」
「南ちゃんは人が大切にしてる思いとかバカにしたりする人じゃないもんね…」ラウールがしみじみそう言った
「マジでさ、ふっかさんとAちゃんて付き合ってたりしないのかな？」
「本心はどうか分からないけど付き合ってはないと思うよ…
ま、だから今がチャンスなんだよね」って小声がしっかり聞こえた
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ピカンチ★(プロフ) - ぱいなぽーさん» 初めまして！コメありがとうございます。今後の展開も何も考えずに始めてしまったんですよね💦なので書いてる私自身がどんな展開になるか正直分かって無いんです🤣そんなんですが、お付き合い下されば嬉しいです💙 (2月15日 6時) (
レス) id: 0eab0f57ac (このIDを非表示/違反報告)
ぱいなぽー(プロフ) - 初めまして！！この作品見つけて面白すぎて一気読みしました！！続きが楽しみです！まだ出てない舘様はとの今後の絡みもあるのかな？とか想像して楽しくなってます！お身体大事にして更新頑張ってください！ (2月15日 0時) (レス) id: 75cb12f5dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おさと
| 作成日時：2024年2月14日 6時
