あべちゃんの思い ページ23
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午前7博多行き新幹線内でAと待ち合わせしようと言ったら別の車両がいいと言うAをなんとか説得して
横並びの席を取った新幹線
もうすぐ出発の時間
隣の席にやってきたのはボーイッシュなA
「おはよう、間に合わないかと思って心配したよ」
「ごめん、あんまり早く乗らない方がいいかと思って」
「気を使ってくれたんだ」
「ん？まぁ…」
「今日は随分マニッシュというかボーイズスタイルというか…これも気を遣ってくれたの？」
「どう？男の子にも見えるでしょ？」
「まぁ、どっちにも見えるけど、、、せっかくのデートだしもう少し女の子ぽくても俺は嬉しいけど？」
「見つかっちゃったら、お城見れないよ」
「えー、そっち？」
「？お城みに行くんでしょ？」
「そうだけど、、、さ」
「そうだ、おにぎりとお茶買ってきたよ
朝ごはん食べた？」
「あ、俺も買ってきちゃった」
「ふふ、じゃあ、おにぎりはあっちで食べようか」
佐久間とか、照がAが家に来る時はいつも男装して来るって言ってたな
Aはニコニコと俺が手渡した釜飯弁当を開けてる
「ご飯食べたら、どこ回るか決めようね」
終始嬉しそうで楽しそうなAを誘って良かったと思った
「ねぇねぇ、あべちゃん…でもどうして今岡崎城なの？」
不思議そうに尋ねるAにそろそろ本当の理由を話した方がいいかもしれない
「…大学院で一緒に学んでた同期二人が結婚したんだ」
「そうなの！それはおめでとう…？
もしかして、お嫁さんになる人のこと…好きだったとか？」
「はは、鋭いなA…そう、ずっと片思いしてた人なんだ」
「そうなんだ…じゃあ、おめでとう言ってあげなきゃね」
「俺たちは光の研究をしていたんだけど、その成果が認められて今度、ドイツの研究チームに呼ばれて…二人で行くことになったって連絡もらったんだ」
「そっか、それでちゃんとお別れを言いに行くんだ」
「うん、だから…ちょっと俺にひとりの時間くれる？」
「一人で平気？」
「うん、今はもう好きとかそういう感情はないから…
ただちゃんとケジメつけたくて」
「うん、わたしは一人で観光しておくから大丈夫だよ」
Aがこの街に一緒に来てくれるっていったから、ここまで来れた気がするよ…ありがとう
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ピカンチ★(プロフ) - ぱいなぽーさん» 初めまして！コメありがとうございます。今後の展開も何も考えずに始めてしまったんですよね💦なので書いてる私自身がどんな展開になるか正直分かって無いんです🤣そんなんですが、お付き合い下されば嬉しいです💙 (2月15日 6時) (
レス) id: 0eab0f57ac (このIDを非表示/違反報告)
ぱいなぽー(プロフ) - 初めまして！！この作品見つけて面白すぎて一気読みしました！！続きが楽しみです！まだ出てない舘様はとの今後の絡みもあるのかな？とか想像して楽しくなってます！お身体大事にして更新頑張ってください！ (2月15日 0時) (レス) id: 75cb12f5dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おさと
| 作成日時：2024年2月14日 6時
