こだわりの前髪 ページ18
.
.
YouTubeの撮影を手伝うようになって徐々に個人仕事のヘアメイクも頼まれるようになってきた
メンバー9人いて事務所と契約してるヘアメイクさんだけじゃ回らなくて
局のヘアメイクさんにお願いするんだけど、なかなか自分たちの納得するようにスタイリングが決まらなかったりする事が何度か起きてから、直接メンバー個人から頼まれるようになった
目黒くんは前髪をあげることにら強くこだわりをもっている
「目黒くん、たまには前髪下ろしてみたら？」
「前髪下ろすのちょっと抵抗あるんだよね」
「そうなの？下ろしてもいいとおもうけど」
「雑誌でも、断ってんだよね」
「ちょっと下ろしてみてもいい？」
「…いいけど」
不安そうに見つめる目黒くん
軽くコテで動きをつけて下ろしてみると雰囲気が変わって
「いいと思うけどな…ちょっと甘い雰囲気もプラスされて、素敵だとおもうけと、ダメ？」
「ジュニアのころずっと前髪下ろして顔隠してて、そこをかえたら。前に出れるようになったから…」
「シーンに合わせて髪型変えるのって女の子は当たり前なんだけどなぁ
男の子は違うものなのかな」
「あっ…そっか、そうだよね…うん」
なんか独り言みたいにぶつぶつと考えてる目黒くん
背も高いし、着こなせるお洋服もたくさんあるだろうし
目黒蓮の魅力が広がればいいな
道具を片付けていたら渡辺さんがそばにやってきた
「なぁ、次いつ問屋いくの？」
「何か欲しいものありますか？」
美容師専用の問屋さんがあって先日渡辺さんに頼まれて
一緒にお店へ行ったんだ
「特にこれってないけど、また見たいなって
それよりめめ、前髪下ろしてるの新鮮じゃん」
「ほんと？そっか…やっぱそうだよな…Aさん、ありがとう、次の撮影そっちも考えてやってみるよ」
目黒さんが座ってた席に渡辺さんが座るから
「マッサージします？」って聞いたら
「うん、して欲しい」と言うので
現在練習中の頭の凝りをとるマッサージを始める
「あー、気持ちいいわ」
「渡辺さんは前髪あげないんですか？」
「ん、なんか恥ずかしいんだよね」
「上げてみてもいいですか？」
「ん、いいよ」
黙って目を閉じてるからマッサージしてから
前髪をブローしてみる
「前髪あげると大人っぽくなりますね」
「マジ？恥ずかしいんだけど…俺も上げてみようかな」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1133人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ピカンチ★(プロフ) - ぱいなぽーさん» 初めまして！コメありがとうございます。今後の展開も何も考えずに始めてしまったんですよね💦なので書いてる私自身がどんな展開になるか正直分かって無いんです🤣そんなんですが、お付き合い下されば嬉しいです💙 (2月15日 6時) (
レス) id: 0eab0f57ac (このIDを非表示/違反報告)
ぱいなぽー(プロフ) - 初めまして！！この作品見つけて面白すぎて一気読みしました！！続きが楽しみです！まだ出てない舘様はとの今後の絡みもあるのかな？とか想像して楽しくなってます！お身体大事にして更新頑張ってください！ (2月15日 0時) (レス) id: 75cb12f5dc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おさと
| 作成日時：2024年2月14日 6時
