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変装 ページ12

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仕事が終わる頃照くんから連絡をもらって照くんの家へ向かった


「お疲れ、悪ぃな、こんな遅くに」


「ううん、ウチの店に来てもらえたらいいんだけど…」


「いや、わかってるからいいよ
それより、なんでそんな格好してんの?」

キャップにショートヘアのウィッグ
ぶかぶかのシャツはふっかのお下がりに
ダボダボのパンツにワークブーツ

「どう?男の子に見えるでしょ?」


「見えるけどなんで変装なんかしてんの?」


「何でって、照たちもう名前も売れてきてるし誰が見てるか分からないじゃない」


「あ?あぁ、うんまぁ、そうだけど、それって俺が気をつければいい事じゃないの?」


「分かんないけどさ、見張られててこの女ここによく来るなって目を付けられたら困るでしょ」


「そ、そうなんだ…、気を使わせて悪いな」


「お店に来てもらえないんだもん、こっちこそごめん」


「この間ふっかがAにシャンプーしてもらったって言ってたけど、あれは?」


「あの日はお店にわたししか居なかったから」


うちの店にはちょっとややこしい同期がいる

彼女はわたしをライバル視しているけど、正直わたしは
そうは思ってなくて、、、またそれが癪にさわるのか
度々面倒事がおこる

そんな彼女にふっかやさっくん、照を会わせてしまったら
どんな面倒事を撒き散らされるか分からないから
お店に来てもらえなくなったんだ

「佐久間がAがウチに来るときボーイッシュなんだよなって前に言ってたわ…そういう訳ね」


「髪短くしていい?」


「前髪長めにして、色いれて」


「色は?」


「おまかせで」


「後ろは短く刈るね」


「それも任せる」


カットをして前髪部分に赤を入れた


シャンプーをして乾かすともう2時を過ぎていた


「シャンプー上手くなったな」

「もう8年はしてるもの、上達もするよ」


「シャンプーってアシスタントがするんでしょ?」


「そんなこともないよ、まぁ予約が埋まってる時はできないけど」


「あ、そうだ部屋探してるって?」


「そうなの、ふっかから聞いたの?」


「うん、Aが心配なんだとさ」


「もう、ほんとお母さんみたいなの、ふっか」


「じゃあ、ふっかの部屋に住んじゃえば?」


「やだよ、あんな生活感ない人と住むなんて」


「案外そうでもないかもよ」


「遠慮しておきます」

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ピカンチ★(プロフ) - ぱいなぽーさん» 初めまして!コメありがとうございます。今後の展開も何も考えずに始めてしまったんですよね💦なので書いてる私自身がどんな展開になるか正直分かって無いんです🤣そんなんですが、お付き合い下されば嬉しいです💙 (2月15日 6時) (レス) id: 0eab0f57ac (このIDを非表示/違反報告)
ぱいなぽー(プロフ) - 初めまして!!この作品見つけて面白すぎて一気読みしました!!続きが楽しみです!まだ出てない舘様はとの今後の絡みもあるのかな?とか想像して楽しくなってます!お身体大事にして更新頑張ってください! (2月15日 0時) (レス) id: 75cb12f5dc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おさと | 作成日時:2024年2月14日 6時

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