人気者の幼馴染 (ページ20)

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よくわからないけど大毅は走って帰ってしまった。

最近いっしょに帰れてなかったからいっしょに帰りたかったのに...。

小瀧『Aちゃんっ。大丈夫？』

「うん、大丈夫だよ。
あ、でも、大毅帰っちゃった」

小瀧『そうなんや。
じゃあ、2人で帰れるなっ』

なんて、嬉しそうにいう。

こんな私と2人で帰って何が楽しいのだろう。

小瀧『あ、そうや。
暇やったらどっか寄らん？』

「えっと、私今日ははやく帰りたいな。」

小瀧くんとも遊びに行きたいけど、今は大毅が心配。

家に帰ったらすぐ大毅の家に行こう。

小瀧『そうやんな笑。
急に誘ってごめんな笑』

そうして私たちは他愛もない話をして帰った。

いきなり行ったら悪いと思ったから一応LINEはしといたけど既読はなし。

読んでくれる気がしないからそのまま大毅の家に行った。

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

重岡『はーい。ってA...』

「あっ、いきなりごめんね。LINEは一応したんだけど」

重岡『ごめん。読んでへんかった。
で、なに？』

いつもと違う大毅。

ちょっと怖くて接しずらい。

「えっと、さっきはどうしたのかなって思って」

重岡『別になんも。』

「え、ほんと？ホントに大丈夫なの？」

重岡『うっさいねん!!はよ帰れや!!』ﾊﾞﾀﾝ

あんな大毅はじめてで嫌われたと思った私は家に帰って何時間も泣いた。