人気者の幼馴染 (ページ19)

今日:14 hit、昨日:3 hit、合計:7,479 hit

19 ページ19

重岡さいど

なんかわからんけど最近俺は小瀧にムカついてる。

やから、ついさっきおわった文化委員でも俺が全然はなさんかったせいで遅くなってもうた。

バッグを教室に取りに戻ると誰かが俺の席でねてる。

重岡『あれ、Aやん』

寝顔、かわええなぁ。

そんなこと考えとったら、小瀧がAを起こしにいってもうた。

Aは起きると寝ちゃってたーなんて寝ぼけたような顔で小瀧に笑いかけてる。

そんな2人のやり取りをみて俺はなんだかムカついてAの腕をつかんで下駄箱まで走った。

「はぁはぁ...大毅？どうしたの」

重岡『ぁ、ごめん、今日小瀧と帰る約束してたやんな。
俺1人で帰るわ！
また明日な！』

変な気持ちを消したくて走って家に帰った。

俺はすぐに自分の部屋のベッドにダイブしてさっきのことを思い出した。

あぁ、もう俺なにしてんねん。

こんな気持ちは初めてだ。

小瀧に笑いかけてるAを思い出して、Aは小瀧のこと好きなんかな？とか思ってまう。

これじゃ、俺がAんこと好きみたいやん。

ん？

俺ってAのこと、好きなん？