人気者の幼馴染 (ページ13)

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ｺﾝｺﾝ

「失礼します。濵田先生｣

濵田『おお、神山。どうした？』

「あ、あのやっぱり私できないので◯◯さんに代わってもらいます...」

濵田『んー、それはちょっと難しいなー
もう紙に書いて生徒会に出しちゃったからなー』

「え！なんとかなりませんか...重岡『失礼します。A！』」

「え、大毅なんで｣

重岡『先生さっきA言ったこと取り消しで、失礼しました。』

「え！あ、失礼しました。」

なんか、さりげなく手つながれててすごいドキドキしてる。

大毅がいきなり立ち止まって私の方に振り返った。

重岡『なあ、そんなに俺と一緒にやるの嫌なん？』

「一緒にやるのは嫌じゃないけど、私なんか出来るわけないし◯◯さんもやってくれるっていってたし...」

なにも嘘は言っていない。

委員ちょっと頑張ってみようかなって思ったけど、私なんかが上手くやれるわけない。

重岡『そっか...無理に誘ってごめんな...』

そういって大毅は、悲しそうな顔で歩いていった。

私も戻ろうと大毅の少し後ろを歩いていくといきなり振り返って、

重岡『あ！でも、俺小瀧とやるわ！』

「え！？なんで？」

重岡『小瀧おると楽しいし、A以外の女子とあんまやりたないし』

そんなことをへんなとこにえくぼつくってキラキラ笑顔で言われた。

...ちょっと期待しちゃうよ。