人気者の幼馴染 (ページ2)

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待ちに待った入学式。

大毅はかっこいいから女子からも男子からも話しかけられてて、もう友達が出来たみたい。

下駄箱に靴を入れクラス表を見に行く。

女子の中で身長は高いほうだけど、こんな人ごみの中じゃ全く見えない。

そんな中話しかけてきた奴がいる。

『あの、神山Aさんっすよね？
俺、同中だった小瀧望なんやけど』

覚えている。

小瀧くんも大毅と同じくらい人気者だった。

大毅以外の人とあまり話したことがなくて、人見知りが発動する。

「お、おぼえてます。
あ、で、もなんで私のことを？」

小瀧『覚えててくれたんやぁ
俺ら一応ずっと同じクラスやったんやで？
神ちゃんとも仲良いし！』

ずっと同じクラスなのも知ってるし、お兄ちゃんと仲いいのも知っていた。

少し小瀧くんと話していると、うしろから聞きなれた声が聞こえる。

『よぉー小瀧ぃ
Aクラスわかった？』

小瀧『え！？呼び捨て！？
てか、2人知り合いやったん？』

大毅が学校で私に話していることがなかったせいか小瀧くんは少し驚いていた。

重岡『おん。俺の幼馴染やで？』