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なんだよ教えろよ、と楽しそうに騒いでる子供達を他所に窓の外を眺めていると森林の間に人がいるのが見えた。

大きな荷物や服装から登山客だと思い小さくファイトと呟いてみる。


それから5分後には目的地に着き、大きく伸びをして車から降りた。


登った山から見る空はどことなく澄んでいて気持ちいい風が肌を撫でるようだ。

博士「コナンくんたちは先に中で待っているようじゃ」


「温泉とかあるのかなー」と言いながらそれぞれの荷物を持ちながら旅館に入っていく子供達を見る。


哀「突っ立ってないで、早く行くわよ」


A「んー」

私は相変わらずな哀ちゃんの背中を追いかけ隣を歩く。

彼女の荷物は重そうで手を貸そうか迷うがきっと冷たくあしらわれるのだろうな

「ーーーて」


A「ん?」


後ろを振り向くと、同時に吹いた風が木を揺らし砂が風に乗って渦を巻く。

哀「何」

A「ううん、何でもない」

確かに声がした気がしたんだけど

止めていた足を再び踏み出し、みんなに遅れて旅館に入った。

ーーーーーーーーーーー

蘭「きたきた、もうチェックイン済ませたので自由に回れますよ。先輩達は302号室です。」


「どうぞ」と手際よく渡された鍵をぼんやり見ていると
失礼します、と言ってそそくさと行ってしまった。


あれー、距離とられてるな

ありがとうと言う間もなく行ってしまい代わりにふぅと息を吐く。


歩美「お姉さんもツアー行くでしょ?」

気まずい空気など知らない歩美ちゃんに手を引かれ自室に荷物を置き、ツアーへと向かった。

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(プロフ) - 続きが気になります。更新待ってます。 (4月16日 19時) (レス) @page25 id: 080f4a0e49 (このIDを非表示/違反報告)
- 最高すぎて一気読みしてしまいました、更新待ってます( ; ; ) (4月12日 17時) (レス) @page25 id: 4a6f31bd10 (このIDを非表示/違反報告)
より - 更新嬉しいです!本当にこのシリーズ大好きです!続き待ってます! (4月3日 21時) (レス) @page23 id: 4b9ef39f4e (このIDを非表示/違反報告)
a.rrrnn(プロフ) - お話が良くて一気読みしてしまいました!更新されるの待ってます! (3月29日 2時) (レス) @page25 id: 8fc63fc4de (このIDを非表示/違反報告)
れれるるるれれよ - 最高すぎた、更新待ってます‼︎ (12月27日 10時) (レス) @page25 id: 2437b79950 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かな | 作成日時:2022年5月15日 2時

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