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side Yuta
話は前から聞いていたし、気にもなっていた。少ない、どころか日本人は俺とAちゃんだけで、どうにか助け合えたらなあ、なんて思ってたけど、男子と女子で、世代も違うから関わりなんてなくて。
むしろAちゃんが誰かと話したり仲良くしてる、なんてのも聞かなかったから、1人が好きなのかな、とか俺が仲良くしても迷惑かななんて色々考えながらいつの間にか1年経ってたけど、
腕の中に小さな身体を抱きしめながら、1人ごちる。
仮にもし、1人でいるのが好きな子だったとしても、異国で1人。家族も友達もいない。最初は言葉も通じない。寂しいに、心細いに決まってる。
だって、日本語を話せる仲間を見つけただけで、泣いてしまうような脆さなんだ。
周りにいる奴らは突然泣いてしまったAをオロオロと見守っている。
俺はAが落ち着くまで、その小さな背中を撫で続けた。
「っ、ごめんなさい急に泣いてしまって」
「もう大丈夫？」
「はい！すみませんでした、お見苦しいところを」
「全然大丈夫だけど、あんまり抱え込んだらだめだよ？
あ、言い忘れてた、僕はイテヨンです。95年生まれで、ユタと同い年。よろしくおねがいします」
「テヨンさん、おねがいします」
『こんにちは、ぼくは、キムドンヨンです』
『わ、日本語！お上手です！』
「…これくらいしかまだ喋れないんだけど、日本語勉強中だから、よかったら教えてください。96年生まれです。」
「ドンヨンさん、お願いします！」
「僕はムンテイル、94年生まれで今日いる中だと1番年上かな？よろしくね」
「テイルさん！よろしくおねがいします」
「チョンジェヒョンです、97年生まれ。よろしく」
「ジェヒョンさん、よろしくおねがいします」
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ゆいか(プロフ) - Lizzさん» 訂正させていただきました、ご指摘くださりありがとうございました！ (2022年3月3日 22時) (
レス) id: ebc0952f7b (このIDを非表示/違反報告)
Lizz - 細かいことですみません、プロフィールの名前のハングルがジウじゃなくてジンウになってます (2022年3月3日 22時) (レス) @page2 id: be82a3e2f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいか
| 作成日時：2022年3月2日 22時
