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「ヌーナ!♡マネヒョンなんかほっといてナナにも構ってよ♡」
なんて急にヌナにすり寄るジェミナに、呆気に取られているヌナ。
「ジェミナ!お前離れろって!」
「ヌナ〜、ヌナって何が好きなの?趣味は?この中では誰がタイプ?」
腕を引っ張ってもびくともしないジェミンをなんとかヌナから離そうとするけど、一向に離れる気配はない。
どうにか引き剥がそうと格闘していると、
「…お前ら、今仕事の話してるんだよ!あっちで遊んでろ!」
「「い"っっ、た!!」」
…結局マネヒョンに揃ってゲンコツを喰らって、二人で元のソファに戻った。
俺はジェミンのこと止めようとしてたのに、なんで俺まで?おかしくない??
「…?何をそんなにいじけてんの」
「「べつに〜」」
俺ら2人を見て不思議そうにカモメ眉を動かすマクヒョンに適当に返事をする。
ジェミンのせいでヒョンに怒られた、と隣に座る同い年を睨めば、ジェミンは愉しそうに笑った。
「俺の方が先に、ヌナと仲良くなっちゃお」
なんてしたり顔で笑うジェミンにカチンときて喧嘩と言うにはくだらなすぎる小競り合いをしていたら、またマネヒョンから拳が飛んできた。
…ジェミンの野郎、マジで覚えてろよ!!
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作者名:ゆいか | 作成日時:2023年11月26日 23時