検索窓
今日:37 hit、昨日:41 hit、合計:197,940 hit

. ページ16

.










「…グァナ、スングァナ、!おい起きろ〜!」






「ん"、…うるさいな、」






「うるさいってお前ヒョンに向かって!もうマネヒョン来てるからさっさと支度しろ。」




霞んだ視界の中でぷりぷりと怒るホシヒョンを見て、嫌な予感がした。


ヌナは一体どこに行ったんだ、さっきまで目の前にあった温もりはさっぱり消えてしまっている。




「…ねぇ、ヒョン、



…ヌナは?」




言ってよ。ヌナはいるよね?だってさっき抱きしめてもらったんだ。



ヌナのいない世界が悪い夢で、ヌナのいる世界が、幸せな現実でしょ?







「…お前寝ぼけてんのか、





ヌナのことはもう忘れる、それで話がついただろ」






ふっと視線を下したホシヒョンの瞳は、髪の毛の影に隠れて光を映さない。








あぁ、神様。




夢だと言ってください。





こちらを見ることもなく部屋から出ていったホシヒョンの背中を見送って、もう一度ベッドにダイブすると、僕は1人天井を眺めた。



「…ヌナの嘘つき、」





ずっとそばに居るって、言ったのに。

突然→←ゆめのまたゆめ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (241 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1357人がお気に入り
設定タグ:SEVENTEEN , セブチ , NCT   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆいか | 作成日時:2023年11月26日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。