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「…じゃあどうするわけ、Aに“記憶はないと思うけど、今までの活動通りにやって”とでも頼むわけ？」
ジョンハンの言葉に、リビングに沈黙が訪れる。
「…だからといってこのまま１３人で活動するの？Aの記憶が戻るまで？
僕たちのスケジュールがあるときは？
Aを1人でここに置いていくの？ファンの人たちにはなんて説明するわけ？
ずっと怪我が治らないとでも言うつもり？」
ジョシュアがジョンハンのことを真っ直ぐ見つめてそう言った。2人の意見はどうやら少し違っているらしい。
もちろんどちらもAを思ってのことだが、その気持ちのベクトルが2人の間で少し異なるようだった。
しばらく沈黙が続いたあと、2人の視線がこちらに向いた。どきり、と心臓が鳴って背筋が伸びる。
「クプスはどう思ってるの？」
「…俺は、今のAにとって一番良い選択をしてあげたい。そう思ってる。
もちろんシュアのいってることにも頷ける。俺たち１３人で活動してるのをAが見たら、また抜けたいって言われるかもしれない。ファンの人も不安に思うだろうし、A自身のことも心配だ。
それでも、ジョンハンの言ってることもすごくわかるんだ。何も覚えてないAに活動させるなんて現実的じゃない。Aはすごく苦労を強いられるだろうし、きっと無理がある。
…わからないんだ。何が正解なのか、おれにもわからない。」
「…そりゃ俺たちだってわかんないよ、正解なんて。でもそんなに悠長に考えられることじゃないだろ」
「わかってる！！わかってるよ…」
ジョンハンの言葉を遮るように、声を重ねた。
思ったより大きな声が出てしまった。しん、と静かになったリビングの空気が重い。
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ゆいか(プロフ) - ぴょんさん» ぴょんさま、コメント下さりありがとございます！思い出した…と思いきや、でした、笑まだ記憶を戻すには少し時間がかかりそうですので、暖かく見守っていただけたら嬉しいです笑こちらこそ読んでくださってありがとうございます♡ (2022年10月7日 0時) (
レス) @page44 id: ebc0952f7b (このIDを非表示/違反報告)
ぴょん(プロフ) - えー！！記憶思い出した！？！！面白いです！！更新ありがとうございます！！ (2022年9月29日 23時) (レス) @page39 id: 0051795449 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいか(プロフ) - なのこ5546さん» なのこさま、コメントくださりありがとうございます！すごく嬉しいお言葉ばかりで…大変励みになります、ありがとうございます（ ; ; ）これからも不定期にはなりますが更新頑張りますので是非また読みにいらしてください♡ (2022年9月23日 0時) (レス) id: ebc0952f7b (このIDを非表示/違反報告)
なのこ5546(プロフ) - コメント失礼します🙇♀️小説とっても面白いです！！紅一点がたくさんある中、主人公の記憶がなくなる設定はなかなか無いのでワクワクしながら読んでしまいました。更新楽しみにしておりますこれからも頑張って下さいっ！！ (2022年9月16日 12時) (レス) @page29 id: 88c8eec9ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいか
| 作成日時：2022年8月23日 1時
