エスクプスと本音 ページ5
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「わたしだって、わたしだって思い出したいですよ!!皆とどうやってここまできたのか、どんな時間を過ごしてきたのか、どんなふうにみんなを愛してたか!
でも、でも、
何一つ、思い出せない…!」
辛そうにシーツを掴んで、Aがそう吐き出した。もう日は落ちていて、蛍光灯の明かりに照らされる病室の中にAの悲痛な声が響いた。
Aが感情をあらわにするのを見たのは、これで2度目だった。
1度目はいつだっただろうか、
あぁ。そうだ。忘れられるはずもない。
あれは、Aが初めて1人でドラマに出るのが決まった時だった。
『なんでそうやって、やるなとかダメだとか、そんなことばっかり!!
オッパなら、応援してくれると思ってたのに!』
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ゆいか(プロフ) - ぴょんさん» ぴょんさま、コメント下さりありがとございます!思い出した…と思いきや、でした、笑まだ記憶を戻すには少し時間がかかりそうですので、暖かく見守っていただけたら嬉しいです笑こちらこそ読んでくださってありがとうございます♡ (2022年10月7日 0時) (レス) @page44 id: ebc0952f7b (このIDを非表示/違反報告)
ぴょん(プロフ) - えー!!記憶思い出した!?!!面白いです!!更新ありがとうございます!! (2022年9月29日 23時) (レス) @page39 id: 0051795449 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいか(プロフ) - なのこ5546さん» なのこさま、コメントくださりありがとうございます!すごく嬉しいお言葉ばかりで…大変励みになります、ありがとうございます( ; ; )これからも不定期にはなりますが更新頑張りますので是非また読みにいらしてください♡ (2022年9月23日 0時) (レス) id: ebc0952f7b (このIDを非表示/違反報告)
なのこ5546(プロフ) - コメント失礼します🙇♀️小説とっても面白いです!!紅一点がたくさんある中、主人公の記憶がなくなる設定はなかなか無いのでワクワクしながら読んでしまいました。更新楽しみにしておりますこれからも頑張って下さいっ!! (2022年9月16日 12時) (レス) @page29 id: 88c8eec9ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆいか | 作成日時:2022年8月23日 1時