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「Aおはよ！」
「ジア、おはよう…」
「Aにしては遅かったね、遅刻はしてないけど…何かあった？」
「うーんと…昔を思い出してたというかなんというか…気づいたら家出なきゃいけない時間過ぎちゃってて急いできたよ…」
「なにか悩み事？話したいことあったらいつでも聞くからね？」
そう心配そうにこちらをみるジアに、なんだか嬉しくも申し訳ない気持ちになる。
「ん、ありがとう」
そう返すとジアはにっこりと笑った。
「あ、そういえば！今日の授業、経営学部と合同でやるみたいだよ」
「経営学部と？」
「なんか経営学部の授業もってる教授が今日お休みみたいでさ、今日の議題経営にも通じる話だし、たまたま大講義室だったからってここにくるみたい」
「そうなんだ」
教授がお休みなら授業も無しにしてあげればいいのに、少し経営学部の子たちがかわいそうに思えた。
「Aって経営学部にお友達いたっけ？」
「いや、いないよ」
「なんか経営学部に有名なイケメンくんがいるみたいよ！今日来るかな？ちょっと楽しみ」
「ジアは好きだね、そういうの」
「そりゃ女の子は誰しもイケメン好きでしょ！Aだって元彼イケメンだったくせに！」
「いや出会った時は眼鏡もかけてたしわかんなかったんだよ？突然見た目気にしはじめて格好良くなったのは事実だけど…」
「A美人だもん、そりゃ隣に並んでたら嫌でも気になるよ」
「…ジアは調子いいことばっかり言うんだから」
そう言うとジアはへへ、と笑ってから「でも本当のことだもん」と言ってほおを膨らませた。
…と思ったら急に思い出した！とでもいうように目を見開いて、
「あ！そういえばさ、大学の裏の丘の上にある幽霊屋敷みたいな洋館知ってるでしょ？」
と聞いていた。
「うん…知ってるけど。なに、肝試しとか絶対行かないよ？」
「そうじゃなくて！あそこって廃墟って噂だったけど、実は誰か住んでるらしいよ？」
「うそ、夜に見ても電気ついてるのなんて見たことないけど？」
「それがさ、私の友達が夜にあそこに1人で入っていく人影を見たんだって！」
「その人も興味本位で入っただけなんじゃないの？」
「1人で肝試しなんていく？しかも夜に！誰か住み着いてるのかも…それか幽霊を見たとか…！？」
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ゆいか(プロフ) - ノエルさん» ノエルさま、コメントありがとうございます💌嬉しいお言葉ありがとうございます🥲続きが気になると言っていただけると書いた甲斐があったなぁとすごく嬉しいです🥲不定期更新にはなりますがまた是非見にいらしてください♡ (5月14日 23時) (
レス) id: ebc0952f7b (このIDを非表示/違反報告)
ノエル(プロフ) - とっても先が気になります、いきなりのコメント失礼しました、更新頑張ってください！ (2023年4月9日 23時) (レス) @page49 id: a45be39e5a (このIDを非表示/違反報告)
ゆいか(プロフ) - こあらさん» こあらさま、コメントありがとうございます！不定期更新にはなるのですが、楽しんでいただけるように更新頑張りますのでまたぜひ見にきてやってください（ ; ; ） (2022年9月16日 1時) (レス) id: ebc0952f7b (このIDを非表示/違反報告)
ゆいか(プロフ) - りなさん» りなさま、コメントくださりありがとうございます（ ; ; ）自分の妄想の詰まりまくった設定なのですが、そう言っていただけると凄く嬉しいです！これからも不定期にはなりますが更新していくのでまたぜひ見てやってください！ (2022年9月16日 1時) (レス) id: ebc0952f7b (このIDを非表示/違反報告)
こあら(プロフ) - 更新楽しみにしてます！！！！！！！！！ (2022年9月13日 22時) (レス) @page30 id: f22e255f37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいか
| 作成日時：2022年7月17日 23時
