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薮「俺、女が好きなんで」
岡本「まるで遊んでる人みたい」
高木「俺、俺より背の低い人が好きなんで」
山田「相手の背が低かったら終わりだよな」
八乙女「俺、家族が好きなんで」
中島「寂しいねぇ」
伊野尾「俺、自分が好きなんで」
知念「ナルシスト大ちゃん。似合わない」
有岡「お前ら…。やっぱり、楽しんでるだろ…」
薮「はっはっはっ」
有岡「う〜〜。山田〜!知念〜!」
くるりと方向転換し、ソファに座っている山田に泣きながら有岡が近付く。
肘掛けに手を置き、上半身を乗り出す有岡の顔が目の前に。
山田「うわっ!」
余りのドアップに驚き、山田の体が後退する。
山田の隣に座っていた中島が山田と肘掛けの間に挟まれた。
中島「ちょっと、やま。苦しい…」
山田「あっ。ごめん」
そんな2人を気にもせず山田と対面に座っている知念が対応する。
知念「何?」
有岡「お前達はどうやって告白断ってるんだ〜」
知念「えっ?」
有岡「告白。いっぱいされてるだろ」
山田と知念の顔がきょとんとなる。
知念「ないよ。告白。もちろんラブレターも」
山田「俺もない。ってか想像したくない…」
有岡「何で!?姫だろ!学園のアイドルだろ!?」
再び有岡の顔が山田に近付く。
山田「近い!」
両方の手で有岡の顔を押し返す。
八乙女「学園の姫に対して手紙、プレゼント、無断写真撮影は禁止…忘れたのか?」
高木「もちろん告白も禁止」
有岡「あっ……」
伊野尾「忘れてたみたいだね」
薮「はっはっはっ。頑張ってくれたまえ」
有岡「会長……」
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作者名:hina | 作成日時:2018年3月19日 15時