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高木「遅刻して堂々と入ってくるな」

有岡「いやぁ。急いでもどーせ遅刻なのには変わりないし。だったら、慌てる必要なし!」

高木「遅刻して偉そうに言うな!」

有岡のこめかみをぐうの手でぐりぐり。

有岡「アタタタタッ…」

慧「懲りないねぇ。大ちゃんも」





本当に変わらないいつもの風景。





薮「光。進行にトラブルは?」

八乙女「1つだけ」

薮「何だ?」

八乙女「あいつらの衣装が完成したが彼が逃げると嘆いていた」

高木「あ〜。あいつかぁ〜」

薮「ふむ。困ったな。放課後呼び出しだな」

八乙女「彼だけ?それとも4人とも?」

薮「もちろん。4人ともだ」

八乙女「了ー解」







生徒会役員が登校してから20分後。

1人の男子がムスッとした顔で並木道を歩いていた。

先程から生徒達に「おはよう」と声を掛けられているが全て無視。

時には「煩い!」と罵声を上げている。

そんな彼を周りの生徒は嫌な顔1つしないでにこにこ笑っている。

中にはその罵声を喜んでいる生徒もいた。

何故、彼がこんな態度をとっているのか。

何故、生徒達は気にしないのか。





朝から不機嫌オーラを出しまくっている彼に近付いてきたもう1人の小さな男子。

不機嫌オーラを出している彼の肩を臆することなくをポンと叩き、満面の笑顔で挨拶する。

知念「おはよっ。涼介」

山田「知念。おはよう」

知念「相変わらず不機嫌オーラ出しまくりだね」

山田「当たり前だ」

知念「いい加減、涼介も楽しめばいいのに」

山田「俺はお前ほど順応じゃない」




なんて会話をしていると周りの生徒から。

「おはよう。一の姫、二の姫」

「おはよう。姫たち」




知念「おはよう。皆」

にっこりと天使のような笑顔を返す。

周りの生徒はまるで女神に会ったかのように頬を緩めていた。

知念「涼介もサービスしないと」

山田「あほか。男に姫と呼ばれて嬉しいわけないだろ」

一声吠えると山田はズンズンと進んで行った。

不機嫌オーラを撒き散らしながら…。





そんな2人のやり取りを見ていた背の高い男子が知念の隣に並ぶ。

中島「相変わらずだね。やまちゃんは。おはよう。知念」

知念「おはよう。裕翔。ほんとだよ。いい加減割りきっちゃえばいいのに」

更にもう1人の男子が裕翔の横から姿を現す。

岡本「まあ、難しいんじゃないかな?知念。おはよう」

知念「おはよう。圭人」

朝の挨拶を交わした3人は、前を行く山田の後を追って歩き出した。

3→←は→始めは学園の登校風景から(人物紹介) 1



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設定タグ:Hey!Say!JUMP , 学園パロディ   
作品ジャンル:タレント
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作者名:hina | 作成日時:2018年3月19日 15時

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