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コマンダーは深月と溟月のスピリットストーンを使い果たし眠りについた。
次に目覚めた時、全ての記憶を失った。
正確には人としての生活習慣も常識的な知識も成長した感情も全て消去された。
初期の頃に戻ってしまった。
ドクターはそうなる事は予測していた。
だから、シャインアースに帰る間際、スコープ達に真実を告げた。
再会した時にスコープ達がショックを受けないように。
ドクター「君達に伝えたい事があるんだ」
ドクター「コマンダーは復活する。絶対に。だた、復活した時、今までの記憶は全てなくなるかもしれない」
『コマンダーの記憶はなくなるかもしれない』
ドクターから別れ間際に聞かされて、覚悟と緊張を持ったせんせーションズがコマンダーに会った瞬間にショックを受けた。
7人を出迎えたドクターと深月が好意的な態度に対し、コマンダーは厄介者でも見るようなをしていた。
その証拠にモンスター討伐に行くとスコープ達と協力する気は全くなく、1人で戦った。
コマンダー以外はスコープの指示とドクターとギークの協力でモンスターと戦っている。
時折、ドクターがコマンダーに指示を出すが完全無視していた。
ドクター「コマンダーの体調管理は僕しか出来ないから、その時だけは黙ってさせてくれるのだけれども、あとは全然ダメ」
スコープ「記憶が戻る。なんて事はあるのか?」
ドクター「分からないんだ。元々戦闘に対する知識と強さは持っていた。今回、目覚めた時もそれは同じで。だけど、初期の時よりも知識と強さは眠りについた時のままなんだよね」
SHINOBI「それって最初に目覚めてから戦闘で学んだ事や成長した事は消えていないって事?」
ドクター「そのとおり」
バレット「つまり、もしかしたら、全ての記憶が消去されていないかもしれない可能性がある?」
ファル「それって可笑しくないか?消去されていないなら、俺達の事分かるはずだろ。でも、今のコマンダーは本当に俺達を知らない感じだぜ」
ソニック「うん。俺達を見る目は以前と全然違う」
ラピット「あれは俺達を厄介者として認識している」
ドクター「でも、僕は記憶は消えていなくて何処かにあるんじゃないかって思ってる」
ギーク「分かりやすく言えば記憶喪失的な?」
ドクター「多分」
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作者名:hina7 | 作成日時:2021年10月20日 18時