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滅びた町ナーリアに着いたソニックハンターとファルコンJrは辺りを見回した。
そこは復讐を誓い、故郷を出ていった時のままだった。
ソニック「変わってないな」
ファル「うん」
2人がぼそりと呟く。
スコープ「コマンダー。さっき言っていた方法ってどんな方法なんだ?」
先頭にいるコマンダーを覗き込んだ。
刹那、スコープの背筋に悪寒が走った。
メンバーに初めて見せるコマンダーの鋭い眼光がそこにあった。
コマンダーは意識を集中した。
辺りを包み込む緊迫した空気を感じ取る。
そこにSHINOBIが小さな声で話しかけた。
SHINOBI「コマンダー。沢山の人の気配がする」
コマンダー「!?」
コマンダーが珍しく目を見開く。
そして。
コマンダー「ギーク!!全員を強制転送だ!!」
突然コマンダーが声を張り上げ、その場にいる全員の体が硬直した。
体を硬直させていたのは現場にいる者達ばかりではなかった。
作戦指令室にいる3人も突然の事に何が起きたのか理解不能に陥っていた。
コマンダー『ギーク!!早くしろ!!』
再びコマンダーが声を張り上げる。
いち早く我に返った羽崎がギークを急かした。
羽崎「ギーク!!言うとおりにするんだ!早く!強制転送だ!!」
ギークが我に返り、強制転送のスイッチを押した。
強制送還をされたメンバーが作戦指令室に戻ってくる。
メンバーは何が起きたのかパニックに陥っていた。
刹那。
ドオオオオンという音が響き、全員がモニターに注目した。
モニターの向こうでは爆発が起きていた。
ファル「なっなんだよ!」
ラピット「何が起きた!」
目を見開いてモニターを食い入るように見る。
モニターには炎と黒煙が画面いっぱいに広がっていた。
その時ドクターが気付いた。
ドクター「コマンダーがいない!」
その言葉に作戦指令室の中を見渡すがコマンダーの姿はなかった。
スコープ「まさか、あそこに!?」
ギーク「そんなはずはない!全員、強制転送した!」
顔に焦りの色が見える中、モニターでは炎が小さくなっていく様子が映った。
SHINOBI「あれ!!」
画面を指差すとそこには武装された集団が大勢映っていた。
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hina7(プロフ) - ドロシーさん» 心配かけてすみません。ネタバレになるので言われませんが理由はありますよ (2017年5月2日 23時) (レス) id: 458abac2e5 (このIDを非表示/違反報告)
ドロシー - 薮ちゃんが山田君に負けた!?てっきり薮ちゃんが勝つのかと思いました (2017年5月2日 18時) (レス) id: d8c50b3d46 (このIDを非表示/違反報告)
hina7(プロフ) - ドロシーさん» 楽しみにしてくださったのに中身を省略してすみません。懲りずにこれからもよろしくお願いします (2017年5月2日 17時) (レス) id: 458abac2e5 (このIDを非表示/違反報告)
ドロシー - まさかのつぎは薮ちゃんと山田君の勝負ですか!?ぶち楽しみです (2017年4月30日 23時) (レス) id: d8c50b3d46 (このIDを非表示/違反報告)
hina7(プロフ) - ドロシーさん» ストーリー上知念さんが適任だったのと。やっぱり好きなコンビだからですね。 (2017年4月21日 14時) (レス) id: 458abac2e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:hina7 | 作成日時:2017年4月3日 18時