第1章 1 ページ4
せんせーション本部。
その最下層には巨大なコンピュータが置かれている。
スーパーコンピュータ『ブロッサム』
本部全体の設備やせんせーションの情報と分析が全て管理されている。
またブロッサムには世界の情勢や全住民の情報もインプットされていた。
その一角にある3人用の小さなエレベーターは上の部屋と繋がっていた。
上の部屋は作戦指令室になっていて、ブロッサムと連動している小さなコンピュータ『ブロッサムミニ』が置かれていた。
ブロッサムミニの中央には大きなモニターがある。
そのモニターを2人の男が眺めていた。
モニターにはせんせーションズが今まで解決してきたミッションの結果が映し出されていた。
「やはり時間がかかりすぎてるな」
年配の男がモニターを見ながら、隣の青年に話しかける。
「それだけじゃないよ〜。人や建物の被害も多いなぁ」
軽い口調の青年は椅子を左右にくるくると動かしている。
「慧。被害状況は見れるか?」
慧「もちろん。うちのスタッフは優秀だからね。ミッションが終わると直ぐに情報をインプットしてくれるから助かるぅ〜」
慧と呼ばれた青年は目の前にあるホログラフィーになっているキーを1つ押した。
「なるほど。建物に対する被害が大きいな」
年配の男ー羽崎が唸る。
慧「そうそう。これなんて全崩壊。困ったねぇ」
言葉とは裏腹ににこにこ笑顔のこの青年、慧はせんせーションズの1人で主に情報処理と分析を担当している。
その腕前はかなり優秀でせんせーションズの中でも誰1人として敵うものは居なかった。
その故ブロッサムミニは彼1人に任されていたのである。
また、彼は武器開発の第一人者でもある。
ただ、最近では武器を趣味で造っているという噂も…。
因みにミッション時のコードネームはギークである。
慧「まあ、個性的なメンバーが多いから」
今度はせんせーションズのメンバー8人が映し出される。
羽崎「お前も含めて……か?」
ちょっとした嫌味を含めて羽崎は隣の慧を見る。
慧「まあね〜」
嫌味をサラッと受け流し、笑顔で返す。
羽崎「今まで自由にやってきた奴らばかりだからな」
羽崎は苦笑しながら、画面に視線を戻した。
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hina7(プロフ) - ドロシーさん» 心配かけてすみません。ネタバレになるので言われませんが理由はありますよ (2017年5月2日 23時) (レス) id: 458abac2e5 (このIDを非表示/違反報告)
ドロシー - 薮ちゃんが山田君に負けた!?てっきり薮ちゃんが勝つのかと思いました (2017年5月2日 18時) (レス) id: d8c50b3d46 (このIDを非表示/違反報告)
hina7(プロフ) - ドロシーさん» 楽しみにしてくださったのに中身を省略してすみません。懲りずにこれからもよろしくお願いします (2017年5月2日 17時) (レス) id: 458abac2e5 (このIDを非表示/違反報告)
ドロシー - まさかのつぎは薮ちゃんと山田君の勝負ですか!?ぶち楽しみです (2017年4月30日 23時) (レス) id: d8c50b3d46 (このIDを非表示/違反報告)
hina7(プロフ) - ドロシーさん» ストーリー上知念さんが適任だったのと。やっぱり好きなコンビだからですね。 (2017年4月21日 14時) (レス) id: 458abac2e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:hina7 | 作成日時:2017年4月3日 18時