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SHINOBIがふっと微笑むと正面の像と向き合った。

座禅をしている足を見る。

(足に隙間がある)

SHINOBIはトレジャーハンターの言葉を思い出していた。

「さっき…言っていた宝…だ。奥には…これしかなかった…もしかし…たら、これが…原因かもしれない…」

男から貰った像を、座禅をしている足の隙間に置いた。



カチン。



音がすると壁から出てきた鉄の矢が壁の中に戻っていった。

コマンダー「どうやら、罠は解除されたみたいだな」

構えてた姿勢を正し、サイキックセイバーを下ろした。





SHINOBIはそれを見届けると再び像に向き合った。

罠は解除されたが毒ガスはまだ解除されていない。

(あとはこれかな?)

足の上に置いた像を持ち上げると今度は掌に乗せた。

すると毒ガスがピタリと止まった。

続いて、遺跡に充満していた毒ガスが壁に吸収されていく。

SHINOBI「やった」

SHINOBIから自然と笑顔がこぼれた。

ふと、コマンダーと目が合う。




(コマンダーは忍者としての俺を信用してくれている。そうか。だから、今までの仕掛けは何もせずに任せてくれていたんだ)



コマンダーは相も変わらず無表情だけれども、SHINOBIの中で何かが変わっていた。




SHINOBI「ミッションクリアだね」

コマンダー「ああ」

SHINOBIに背中を向けて歩き出す。

その後にSHINOBIが続いた。

前を歩くコマンダーから、お疲れの言葉にSHINOBIはなんだかくすぐったさを感じた。





いつの間にか、『怖れ』が消えていた。

第3章 1→←10



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設定タグ:Hey!Say!JUMP , せんせーションズ , 山田涼介   
作品ジャンル:タレント
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hina7(プロフ) - ドロシーさん» 心配かけてすみません。ネタバレになるので言われませんが理由はありますよ (2017年5月2日 23時) (レス) id: 458abac2e5 (このIDを非表示/違反報告)
ドロシー - 薮ちゃんが山田君に負けた!?てっきり薮ちゃんが勝つのかと思いました (2017年5月2日 18時) (レス) id: d8c50b3d46 (このIDを非表示/違反報告)
hina7(プロフ) - ドロシーさん» 楽しみにしてくださったのに中身を省略してすみません。懲りずにこれからもよろしくお願いします (2017年5月2日 17時) (レス) id: 458abac2e5 (このIDを非表示/違反報告)
ドロシー - まさかのつぎは薮ちゃんと山田君の勝負ですか!?ぶち楽しみです (2017年4月30日 23時) (レス) id: d8c50b3d46 (このIDを非表示/違反報告)
hina7(プロフ) - ドロシーさん» ストーリー上知念さんが適任だったのと。やっぱり好きなコンビだからですね。 (2017年4月21日 14時) (レス) id: 458abac2e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:hina7 | 作成日時:2017年4月3日 18時

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