Twin EARTH ～心にきづく～ 3 (ページ37)

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ドクター「止めた方がいい」

ソニック「何でだ？」

ドクター「君達はスピリットストーンを1個しか持っていない。それではグロウアースのモンスターには太刀打ち出来ないよ。グロウアースのモンスターはここよりも強いから。それに君達は複数を相手に戦った事はあるかい？ないだろ」

ドクターの言うとおりだ。

モンスターとは常に1対1。

しかも、全員でかかって行っても、決して楽勝とは言えない戦いだ。

ドクター「君達は自分達の住む地球を守って」

ギーク「俺もドクターの意見に賛成だ。2つの地球を同時に守っても中途半端にしかならない。それなら、まず、シャインアースのモンスターを片付けてしまうべきだ」

スコープ「どのみちコマンダーがいないことにはグロウアースのモンスターと戦うのは難しいだろうしな」

ソニック「そっか。それなら、仕方ないな。でも、何かあったらいつでも駆け付けるから」

ドクター「有難う。じゃあ、そろそろ僕は向こうに戻るよ」

「よいしょ」と少しふらつきながら、ドクターはコマンダーを抱える。

すぐにラピットファイヤーとバレットが手を貸し、転送装置までコマンダーを運んだ。

転送装置の電源が入るとドクターは何かを決意したように顔を上げた。

ドクター「君達に言っておきたい事があるんだ」