2 ページ13
ドクター『それにしても君達はツイてるね。目当ての鳥がそこに現れたんだから、薬草を採取したら場所を移動しなくてすむ。一石三鳥。ラッキー。そういうわけでさくっとモンスターを退治して薬草と鉱石持ってきてよ』
モニターはプツンと切れた。
ギーク「いい性格してるね。彼」
ファル「大丈夫だ。ギークも負けてねぇから」
ギーク「いやあ。そんなに褒めなくても」
ファル「褒めてねぇし」
バレット「で。どうする?」
ギーク「もちろん、モンスターを退治しないと始まらないから戦う。ファルコンJrとバレットが」
しれっと答えるギークに「俺達がかよ!」と突っ込みたかったが、彼は非戦闘員なのでギークの意見も最もだ。
ファルコンJrは突っ込みをぐっと堪えた。
ファル「お前はどうするんだよ」
ギーク「2人が戦っている間に俺が薬草をドクターの所に転送する。名付けて『ファルコンバレットおとり大作戦!』」
バレット「そのまんま」
ギーク「というわけであのモンスターを惹き付けて」
バレット「待って。惹き付けるのはいいとして、どうやって倒すの?」
ギーク「何言ってるの。2人とも飛び道具あるんだから、空飛ぶ生き物に有効でしょ」
飛び道具と言ってもファルコンJrのステルス手裏剣は中距離攻撃用。
遠距離攻撃用であるパワードブラスターだって限界がある。
果たして、戦えるのかどうか。
急に不安になる2人だったが次の言葉に2人は意を決した。
ギーク「ほら。コマンダーの為でしょ」
96人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:hina | 作成日時:2021年6月5日 19時