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静かな公園を抜けた所にある女性に人気の和食屋『JUMP』。
忙しかった営業が終了し、従業員はもう一つの仕事のために地下室で情報収集と作戦会議をしていた。
大貴「一番、重要な警備に探偵助手と警備員の2人だって。今回、楽勝じゃねぇ?」
慧「いやいや。配置を決めたのはあのIT界の天才よ」
光「絶対、何か企んでるって」
涼介「それにここ」
パソコン部屋へと続く通気口を指差す。
涼介「入れる所がもう一ヶ所」
慧「警備員がいないどころか罠もない」
雄也「そんなの、盗んで下さいって言っているようなもんじゃないか」
大貴「入口は天井だから、警備員は無理としても罠が一つもないのは変だよな」
光「怪しさ100%」
雄也「どうするよ」
慧「予告状出した以上、行くしかないでしょ」
涼介「それにジェムストーンがあるのは確か。ジェムストーンは例外なく全て回収だから行く」
雄也「だよな」
大貴「だったら、念入りな準備が必要だな」
慧「じゃあ、もう一回建物のセキュリティとかチェックしとくか」
雄也「頼む」
光「ん?どうした?涼介」
顎に手を置いて、急に考え込む涼介に気付いた光が頭を捻る。
涼介「何か、嫌な予感がする」
光「でも、止めないんだろ」
涼介「うん。大貴。いのおちゃん」
大貴「何だ?」
慧「ほい?」
涼介「いざとなったら、クリスタル使っていいから」
大貴「了解」
慧「OK」
了解「雄也と光も念のため、クリスタル持って行って」
雄也「おう」
光「分かった」
ジュエリーは大きな力を持つ。
よって、大概の事はジュエリーの力で何でも出来てしまう。
にも関わらず、クリスタルを持つのは余程のこと。
緊張した空気の中、5人は唇をぎゅっと結び、気を引き締めた。
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hina(プロフ) - 涼愛さん» 有難うございます。嬉しいです。次回作は…あると思います。 (2021年3月24日 20時) (レス) id: 255c6bfbbf (このIDを非表示/違反報告)
涼愛 - こちらこそこのような素敵なお話を読ませて頂けて光栄です!次回作などありましたら楽しみに待ってます! (2021年3月23日 22時) (レス) id: 538180af25 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 涼愛さん» ほんとですね。誤字を教えてくれて有難うございます。感謝です。 (2021年3月23日 20時) (レス) id: 255c6bfbbf (このIDを非表示/違反報告)
涼愛 - 最後の最後ですみません!スペードのところが裕翔くんになっていて気になったためコメントしました。差し支えなければ訂正お願いします(--;) (2021年3月23日 7時) (レス) id: 538180af25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:hina | 作成日時:2021年2月8日 21時