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涼介「で、俺はダークストーンの浄化。ジェムストーンの回収で地球に来たと言うわけだ」
説明を聞き終えた3人は「ふーん」だの「へ〜」だの「はあ〜」だのそれぞれ反応を示している。
そんな中、大貴が何故か目をキラキラさせていて。
大貴「今俺思ったんだけど。『涼介』は仮の名前で別の世界では本名があって。それはカタカナで長くて、とってもカッコよかったりするのか?ほら。ファンタジーあるある的な」
雄也「ファンタジーあるあるって…」
光「何処までファンタジーを求めるんだ」
慧「突然に凄いこと思いつくね」
3人が呆れるのと同時に言葉を洩らす。
今もキラキラしている大貴に涼介から現実を突き付けられた。
涼介「本名?そんなものない」
文字通り『ガーン!』という効果音をバックに大貴は目を点にさせた。
大貴「本名…ないの?」
涼介「うん」
光「大ちゃん残念だったな」
雄也「まさしく涼介の本名も涼介だった。ということだ」
涼介「それも違う」
光「は?お前、今。本名はないって」
涼介「うん。言った」
雄也「意味が分からん」
慧「もしかして、別の世界では名前がない…とか?」
光「はあ?まさか…そんな事…」
涼介「そのとおりだよ。管理者って3人しかいないからさ。お前やあんたで通じるんだ。あっ。でも…1人だけ…」
何かを思い出した涼介だったが、ショックから戻った大貴が次に浮かんだ素朴な疑問で涼介の言葉は宙を舞った。
大貴「じゃあさ。『涼介』は?名前がないなら『涼介』っていう名前はどうしたんだ?」
涼介「ああ。それはこの地球に来て初めて出会った人間が付けてくれた。名前がないのは不憫だって」
雄也「なるほど」
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hina(プロフ) - 涼愛さん» 有難うございます。嬉しいです。次回作は…あると思います。 (2021年3月24日 20時) (レス) id: 255c6bfbbf (このIDを非表示/違反報告)
涼愛 - こちらこそこのような素敵なお話を読ませて頂けて光栄です!次回作などありましたら楽しみに待ってます! (2021年3月23日 22時) (レス) id: 538180af25 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 涼愛さん» ほんとですね。誤字を教えてくれて有難うございます。感謝です。 (2021年3月23日 20時) (レス) id: 255c6bfbbf (このIDを非表示/違反報告)
涼愛 - 最後の最後ですみません!スペードのところが裕翔くんになっていて気になったためコメントしました。差し支えなければ訂正お願いします(--;) (2021年3月23日 7時) (レス) id: 538180af25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:hina | 作成日時:2021年2月8日 21時